2017.09.01 公開
今年で16周年を迎えた夏の風物詩「a-nation」。今年も東京・味の素スタジアムで「a-nation 2017」が8月26日(土)に開幕した。
いよいよ初のトリとなるAAAのステージが始まる。AAAのロゴがスクリーンに映し出されると、歓声が響き渡る。
1曲目『Eighth Wonder』のイントロが流れ赤い照明に照らされながら、メンバーが舞台下から登場。最初からトップスピンでメンバー達が盛り上がる。
「最高の夜にしようぜ!」と日高が叫び、2曲目『PARTY IT UP』ではアグレッシブなパフォーマンスを披露。『NEW』では、メンバーが肩を組んだり、西島が與のサングラスを外すシーンなど仲の良さが滲み出ている。さらに、日高が與にキスをしようとなど、仲良しすぎる姿にファンから悲鳴が聞こえた。
「13回目にして、頂きましたトリを!」と浦田が叫ぶと、会場もそれに応えるように祝福の歓声をおくった。宇野が「(夜で)真っ暗だわ。ペンライトがキレイ」と話し始めると、観客の中で一回消していたペンライトをつけて応える。
その光景を見てすかさず、西島が「みんなのペンライトありがとうー!本能っ!本能で上げてくれた!この景色…二度とないっ!!マジ感謝!」と、いつものオネエ言葉で感動を伝えた。
この日のステージ衣装は、ボトムをデニムで統一し、トップスはメンバー6人の個性を生かしたスタイリング。與が「インスタで晴れろってね願ったから晴れたんだよ」が言うと、浦田が「いや、お前のおかげじゃない!」とツッコミが入る、なんともAAAらしいMCに会場もにこやかに。
また、「そういえば、秀太さ、EXOにつられて楽屋に帰っていこうとしたんだよ!」と日高から舞台裏でのエピソードを暴露されるなど、本当に仲がよい。あっという間にa-nationがAAAのライブそのものになっていき、浦田も思わず、「うん、MCも相変わらずグダグダ。(笑)」と、ホームのように和んでいた。
そんな和やかさの後、『恋音と雨空』では切ない感情を歌い上げるメンバーのギャップ姿にドキッとさせられる。その後は、いきなり炎が上がり『MAGIC』、そして新曲の『No Way Back』と、感情揺さぶられるAAAワールドが会場を盛り上げていく。
次に披露した『GAME OVER?』では、なんとAの文字をあしらったトロッコにのって会場中を横断。会場後ろの席にいたファンもまさか!と驚くほどの近さで、バラード『Yell』を歌い上げていく。
ラストは、『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』でファンと一緒にメンバータオルを回して最後の時間を楽しむかのように盛り上がる。打ち上げ花火をバックに歓喜の渦を作り上げ、1日目のフィナーレにふさわしいライブは幕を閉じた。
(取材/文:大類綾)
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