2003年に立ち上げ、日本を代表する野外音楽フェスとして盛り上げを見せていた氣志團主催の野外音楽フェス「氣志團万博」。20周年を迎えるなかで発表された今年の開催見送りにめげず実現したのが、10月9日(月・祝) に東京・有明アリーナで開催された「One Night Festival ~天挑五歌仙大演會~」だ。一夜限りのスピンオフイベントに集結したアーティストより、「HYDE」のライブステージをお届けする。
HYDE〈One Night Festival ~天挑五歌仙大演會~〉(撮影:木村泰之) 画像 2/7
バイク音とともに単車にまたがりステージの花道に舞い降りたのは、「東京卍リベンジャーズ」の人気キャラクター・マイキーこと佐野万次郎に扮したHYDE。彼自身が2021年に主催したハロウィンイベントで披露したマイキーの仮装が再び降臨した。金髪×前髪上げ、特攻服を身に纏うその姿はまさにマイキーそのもの。ハイキーの呼び名で伝説となっていたコスプレ姿に場内は早くも大歓声の嵐。「ひよってるやつ、いる!?」のセリフとともに「MAD QUALIA」「TALKING THEM DOWN」と歌い上げていく。
HYDE〈One Night Festival ~天挑五歌仙大演會~〉(撮影:木村泰之) 画像 3/7
座り込みながら、頭を大きく振りながら、オーディエンスを煽ると「DEFEAT」を熱唱。さらにはHYDEが過去に中島美嘉に提供した楽曲、映画「NANA」の主題歌「GLAMOROUS SKY」で圧倒的な盛り上がりを見せたHYDE。「以前の氣志團万博で見たモノノフさんたちが忘れられない!木更津でまたあの景色が見たい!」と叫び歌い始めたのは、ももいろクローバーZの「ココ☆ナツ」。HYDEらしくロック全開の歌声でオーディエンスのボルテージを爆上げすると、ももいろクローバーZのメンバーが急遽参戦。ここでしか拝めない豪華版ココ☆ナツを披露した。
HYDE〈One Night Festival ~天挑五歌仙大演會~〉(撮影:木村泰之) 画像 4/7
「あと3曲!総攻撃しますよ!有明!!」HYDEの雄叫びから「AHEAD」へ。「タオル持って!湘南乃風のタオルでいいからね(笑)」とやさしい気遣いを見せながら、オーディエンスを座らせて立ち上がり、爆音とともに9月にリリースされた最新曲「6or9」へと繋いでいく。
HYDE〈One Night Festival ~天挑五歌仙大演會~〉(撮影:木村泰之) 画像 5/7
「あと一曲!あと一曲!」HYDEの叫びに導かれたラストの楽曲はL'Arc~en~Cielの大ヒット曲「HONEY」。ハイキーの姿で歌いながら、そのままステージを飛び出し客席を悠々と歩いていくその姿にオーディエンスのボルテージも最高潮。サービスたっぷりのパフォーマンスに、場内は大歓声の渦に包まれた。
HYDE〈One Night Festival ~天挑五歌仙大演會~〉(撮影:木村泰之) 画像 6/7
M1.MAD QUALIA
M2.TAKING THEM DOWN
M3.DEFEAT
M4.GLAMOROUS SKY
M5.ココ☆ナツ
M6.AHEAD
M7.6or9
M8.HONEY