2023年11月8日〜11月14日に金森赤レンガ倉庫 函館ヒストリープラザで、TERUと交流のある建築家&アート作家TAKUMI、函館在住の若手画家藤倉朱里と共に開催する3名合同絵画展『THREE COLORS EXHIBITION』。
今回、その絵画展のテーマソング「THREE COLORS」が11月8日より各配信サイトよりリリースされることが決定した。
今作品は函館出身のシンガーソングライターPARAが作詞・作曲を手がけ、GLAYのTERUがサポート、そしてキーボーディスト村山☆潤がアレンジを手掛けた作品となっている。
絵画展に参加する函館で活動中の画家、藤倉朱里同様、若き才能が活躍するためのサポートをしたいというTERUの思いから、彼女の楽曲センスと声に才能を見出し、そして作品作りがスタートした。
DTM世代特有のプログラミングを駆使したサウンドに、PARAの刹那的でどこか儚いボーカルが乗った個性的な楽曲となっており、今回TERUが初のラップパートに参加しているところも特筆すべき点である。
また、「THREE COLORS」のジャケット・デザインも公開された。
こちらのジャケット・デザインは画家の藤倉朱里がPARAをイメージして描いたジャケットになっている。
ティザー映像ではPARAが心因性失声症に悩み、頭を抱えながらも歌を録音する場面から始まり、PARA自身が訪れた場所の風景が次々に映し出される今回のティザーとなっており、フルバージョンの前日譚のような構成になっている。
絵画展の過去・現在・未来 ―連鎖する創造性―というコンセプトにピッタリとマッチした楽曲を絵画達と共に堪能してほしい。
▼PARAコメント
「三原色」をテーマに自分の「やりたいこと」と「届けたいこと」を詰め込みました。
私は思いのままに楽曲を作ることが多いのですが、短い音楽が世に溢れる昨今に7分50秒という長編が出来上がったのは、きっと楽曲への思い入れが今まで以上に強かったからだと思います。
自分がぶつかった壁や、それを乗り越える過程。新たな出会いや別れを経てようやく生まれた「THREE COLORS」。
誰もがそれぞれの色を持っています。この楽曲は私自身だけではなく、聴いてくださる皆さんのための楽曲でもあります。
この先に待っている未来の色を想像しながら楽しんでいただければ幸いです。
▼村山☆潤コメント
DEMOの段階から包み込むような優しさと、静かに高く羽ばたくイメージを受けたので、そのイメージを膨らませる作業に徹しました。絵を描く音を加工しリズムに乗せてみたり、メロディがより美しく聞こえるようにリハーモナイズしてみたり、受けたイメージからどんどんアイデアが降ってきたので楽しくアレンジできました。
そして今回は、普段やらないMIXも担当させていただきました。改めて、MIXエンジニアの偉大さを痛感しながらも、新しい事にチャレンジできて、個人的にも大変勉強になりました。好き勝手アレンジした自分のオケデータに加え、膨大な量のコーラスの管理と、TERUさんから次々と送られてくるデータに奮闘しながらMIXしました。
最後の最後に追加で送られてきたPARAちゃんとTERUさんのRAPパートと、こっそり全体を躍動してるTERUさんが弾くギターと、後半に出てくる空まで突き抜けるようなコーラスラインがお気に入りです。
THREE COLORSのテーマ曲としてアレンジを膨らませましたが、聴いてくれた皆さんにとっても、何かのテーマ曲になってくれたら嬉しいです。