『Nizi Project Season 2』Part 2の先週10月27日(金)に配信された3話では、1st Stageが完結し、「個人レベルテスト」の個人順位が発表された。3位はビリの逆襲を果たしたケン、2位は公演のようなステージを見せたトモヤ。そして1位は切実な努力でユウが自身初の1位に輝いた。また、「最下位を2回取ると脱落」という厳しいルールの中、惜しくも12位となったのはミラクだった。そして今週4話からは、2nd Stageへ突入。4チームに分かれ、2チームごとが対決する「チーム対決」。1st Stageで1~4位の参加者がリーダーとなりチームが構成された。
<チーム分け>(個人レベルテスト順位)
リーダー ユウ(1位)・ハル(5位)・エイジ(7位)
リーダー トモヤ(2位)・ショーン(8位)・タイガ(11位)
リーダー ケン(3位)・セイタ(9位)・ソウダイ(10位)
リーダー ユウヒ(4位)・ユウキ(6位)・ミラク(12位)
今回のステージから評価ポイントとなるのは「チームワーク」。チームとして1つのステージを作り上げるため練習を重ねていたある日…。怪しいBOXが置いてある練習室に集められた参加者に、今回の「チーム対決」のルールが発表された。4チームに分かれ2チームずつ対決を行い、勝ったチームは『全員キューブ獲得』、負けたチームはキューブをもらえない可能性がある。というルールに緊張感が走る参加者たち。続いて、キューブ獲得を左右する対戦相手を決めるくじ引きを行うリーダーたち。対戦カードは、ユウチームvsユウヒチーム/トモヤチームvsケンチームとなった。『全員キューブ獲得』を目指した、激しい戦いが今、始まる。
迎えた2nd Stage当日。J.Y. Park氏は、「これからはチーム・パフォーマンスです。僕はみなさんの短所より、チームメンバーとしての長所を見ます。チームメンバーを信じて、自信を持ってパフォーマンスしてください。」と伝え、チームメンバーとしての魅力を発揮出来ているかを重視して評価をすることを改めて言葉にした。最初の対決は、ユウチームvsユウヒチーム。セクシーさとパワフルさに自信があるというユウチームと、ニジプロ2の末っ子組ならではの明るくて可愛い姿を見せるというユウヒチーム。正反対のコンセプトを持つ2チームの対決が始まる。
ニジプロ2の末っ子たちが集まったユウヒチーム(ユウヒ・ユウキ・ミラク)のチーム名は〈マンネーズ〉。J.Y. Park氏がマンネーズに選んだ曲は、SEVENTEENの『Adore U』。3人のイメージにもぴったりな、明るくて、可愛くて、爽やかなパフォーマンスに期待を寄せた。
同じ宿舎で生活し、同い年の3人は一緒に学校の宿題をやるなど、練習以外でもいつも一緒の仲良し末っ子チーム。
しかし初回練習ではキーが合わず、パート分けをやり直すなど最初からつまずいてしまう。音域が高い曲に変声期の3人は苦戦、ボーカルに意識を取られすぎて表情もなくなってしまう。だが、レッスン後の会話では「指摘をたくさん受けるけど、1人じゃないから楽しい!」「全部が勉強。この3人だからできる。」「動きを揃えることも大切だけど、チームとして一つの魅力を見せられたらチームワークに繋がる。」と前向きな姿勢を忘れなかった。壁を目の前にしても明るい雰囲気を絶やさず、リーダーのユウヒを中心にマンネーズ3人は力を合わせて一つのチームへとどんどん成長していった。
迎えたマンネーズのパフォーマンス。軽快な音楽に合わせ、それぞれの魅力が存分に溢れていた。高音パートも豊かな歌声で歌い切ったユウヒ、安定したボーカルにスピードのあるダンスを見せたユウキ、得意の低音ラップと軽快なダンスを見せたミラク。3人全員の笑顔がとにかく光ったステージに、見ているこちらが幸せになるような明るくて、可愛くて、爽やかが溢れるパフォーマンスだった。
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Nizi Project(※提供写真) 画像 6/14 Nizi Project(※提供写真) 画像 7/14J.Y. Park氏の評価は、「単純にすべてが同じことよりもっと素晴らしいのは、シンクロしつつもそれぞれの雰囲気を出せることです。練習すれば息は合います、そこから更に努力すると息は合いながらも違う魅力が出てきます。今日の皆さんがそのレベルでした。」「変声期にも関わらず、歌が期待以上でした。」という絶賛が飛び出した。
続けてミラクに対しては「今までの中で一番楽に見えたし、僕も楽に楽しみながら見られた。でも、もっと関節を大きく使って大きく見えるように踊るべき。」という評価、ユウキに対しては「ダンスは速くて軽いけど、動きごとの違いを表現するのが少し足りない。違うフィーリングを出せればもっと良くなる。」という評価で、それぞれに新しい課題を与えた。そしてユウヒに対しては「歌もダンスも、驚くほど発展した。関節をうまく使って大きく踊っていて余裕が見えたダンス、これまで細くて音程も安定してなかった歌は、短期間で不思議なくらい成長した。誇らしく思っています。」と絶賛を受けた。
続いてステージに上がったのは、黒い衣装をまとったユウチーム(ユウ・ハル・エイジ)だ。チーム名〈Rain Boys〉にJ.Y. Park氏が選んだ曲はRainの『It’s Raining』だ。あふれるパワーとカリスマ、そして統一性を期待される曲を、これまで様々なジャンルのダンスを踊って来た3人はどう表現するのか。
とある日、宿舎でハルとエイジに手料理を振る舞うユウ。チームメンバー結束のためにリーダーのユウが一肌脱いだ。迎えた初めてのボーカル練習では、「何を見せたいのか分かってない。ただ強いだけ。」と表現の指摘に加え、Rain特有の息を込める歌い方に苦戦する3人。さらにダンス練習では「2番からテンションも表現力も下がっていく。」という指摘に、パワフルなダンスと余裕を持った歌のバランスという壁も立ちはだかった。練習後に話し合って問題点を整理し、基本のテクニックと感情表現、そして力を合わせることにポイントを置き、「できないことは、できるまで何回でもやる。」という決め事のもと、完成度を上げるために練習を重ねていったRain Boysチーム。
迎えたRain Boysのパフォーマンス。曲の冒頭から、ピッタリと揃ったキレのあるダンスを見せる。力強くもメリハリのある安定したボーカルを見せたユウ、感情溢れる歌声・表情・ダンスすべてが完璧だったハル、そして感情表現と歌が課題だったとは思えない驚きの実力を発揮したエイジ。パワフルなダンスにも関わらず全員が安定したボーカルを見せ、さらにはアクロバットも加えた圧巻のパフォーマンスだった。
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Nizi Project(※提供写真) 画像 12/14 Nizi Project(※提供写真) 画像 13/14しばらくステージの余韻に浸るようにRain Boysを見つめたJ.Y. Park氏は、「驚くほどのステージでした!3人が完全に1人のように見えました。理由は練習量です。」と絶賛。チームミッションにおける最高の評価に笑顔がこぼれるRain Boys。続けて、「動きが始まるタイミング、終わるタイミング、一番難しい回るタイミング、空中で足を回すところさえも、全部タイミングが合っていました。これはデビューした後のグループでも難しいです。」さらに、「1人のように見えること。チームワークは目に見えないけど、チームワークが作り出すものは見えます。RainBoysのパフォーマンスでそれを見ました。」とチームワークに対して、止まらない大絶賛。
リーダーのユウに対しては「ユウくんはいつも練習量を褒められますね。個人レベルテストの1位が、運じゃなかったという事を証明しました。」さらにエイジに対しては「馬力が強いスポーツカーみたいでした。運転が上手く出来ていないと思ったけど、パワーとエネルギーをコントロールしながらメリハリをつけているのを初めて見た気がします。」と、2人とも高評価。そして「今日一番印象的だったのはハルくん。」とし、「フィーリング・表現力・正確さ・メリハリ・スピード・パワー。全部が優れていました!完璧なパフォーマンス。すでにスターに見えます。」とハルに対して絶賛を送った。
2チームのステージが終わり、勝敗が決まる時間。J.Y. Park氏は「マンネーズのパフォーマンスは本当に上手かったです!でも!Rain Boysのパフォーマンスにあまりにも驚きましたので、勝利チームは『Rain Boys』です。」とし、2nd Stageで見事初めての勝利を手にし、全員キューブを獲得したチームはユウ・ハル・エイジからなる『Rain Boys』となった。
次回5話は、11月10日(金)22:00よりHuluにて配信開始。2nd Stage「チーム対決」後半戦、トモヤチームvsケンチームの対決を予定している。