バズリズム LIVE 2023 Day02公演が11月4日(土)に神奈川・横浜アリーナにて開催され、満員の15000人のオーディエンスを沸かせた。
「バズリズム LIVE」は日本テレビ系列の番組「バズリズム(現:バズリズム02)」が発信する音楽イベントで、2015年に横浜アリーナで初開催。
9回目を迎える今年は11月3日(金)から5日(日)まで3日開催。
MCは番組「バズリズム02」の司会でもあるバカリズムと、市來玲奈(日本テレビアナウンサー)が担当。
2日目/Day02公演には様々なジャンルの6組が出演する異種格闘技戦となった。
時刻はちょうど8時。
マイクのシールドをムチのようにしならせながら、女王蜂のヴォーカルアヴちゃんがゆっくりとステージに上がる。
メンバー全員が赤を基調にした衣装をまとい、インナーは各々が白。
女王蜂〈バズリズム LIVE 2023〉PHOTO:山内洋枝 画像 2/3
マイクのシールドも、ギターもベースも白。
赤と白の美しいコントラストの中で「⽕炎」「BL」を立て続けに演奏。
低いデスボイスから、天使のようなハイトーンまで自由に操る驚異の声域で客席を圧倒。
気がつけば場内のサイリウム・ペンライトは全て真っ赤に。
他アーティストのファンも女王蜂に寄せてくれている。
3曲目の「ヴィーナス」からバンドはギアを1段引き上げる。
これに応じるように場内は熱狂の坩堝に叩き込まれる。
アヴちゃんもジャケットを脱ぎ捨て、赤のショートパンツに白のブラウスの眩しい2トーン姿となって場内を煽る。
女王蜂〈バズリズム LIVE 2023〉PHOTO:山内洋枝 画像 3/3
「HALF」の前には『まだまだ行けるぞ!』と叫び、続けて『いくよ!』とグラマラスな重厚サウンドで押しまくる。
ラストは11月15日リリースの新曲「01」をこの日初披露。
切っ先鋭いナイフのような歌詞が、途切れなく飛び出しオーディエンスを圧倒。
『次は私たちの単独公演でお会いしましょ』と残して35分の重量級のパフォーマンスを終えた。