2023.11.12 公開
X JAPAN、HEATHの死去を正式に発表。YOSHIKIは『HEATHの願いを実現させるしかない』とコメント

HEATH(※提供画像)  画像 1/1

11月11日、X JAPANHEATHさんが大腸がんのため55歳で死去したことが
X JAPANおよびHEATHさんの公式サイトで正式に発表された。

HEATHさんは6月に病院での検査で大腸がんが発見され、闘病生活を送っていたが、
10月に入り容体が急変し、入院先の病院で息を引き取った。

以下、HEATHさんの公式サイトに掲載されたX JAPANメンバーの追悼コメントを記す。

【メンバーからの追悼コメント(全文)】

YOSHIKI コメント>

まだ気持ちの整理がつかず、どう言葉にすればいいのかわかりません。
YOSHIKI としてのコメント、そして X JAPAN のリーダーとしてのコメントを
どのように区別すれば良いのかもわかりません。
NY での公演とイベントを終えた直後に、HEATH の訃報を聞きました。
HEATH に会いに行くため、東京へ飛びました。
HEATH は、HIDE に紹介されて 1992 年に X JAPAN へ加入しました。
ニューヨークのロックフェラー・センターで加入発表の記者会見を行い
最初のコンサートは東京ドーム。
最初のテレビ出演は紅白歌合戦。 そんな凄まじい状況の中
計り知れないプレッシャーを感じていたと思いますが
彼はいつも最善を尽くして、X JAPAN を支え続けてくれました。
バンドを再結成した後は、アメリカ、ヨーロッパ、南米、アジアと
世界中を一緒に回りました。
TAIJI の最後となったステージで、彼と一緒にベースを演奏することを提案したときも
HEATH は快く引き受けてくれました。
彼は、バンドのメンバーとしても、人としても、本当に最高のベーシストでした。
特に、この 1 年は、今まで以上に HEATH との距離が近くなってました。
昨年の自分の誕生日、自分の番組に出てくれた時、 収録後の控室で
今までにないほど長い時間、色々なことを話しました。
それ以来、明け方まで二人で何時間も電話で語り合ったこともありました。
今年の 8 月 20 日には、僕のディナーショーにも来てくれました。
まさかその日が、HEATH と一緒に立つ最後のステージになるとは思ってもいませんでした。
HEATH の望みを叶えられなかったのは、全て自分の責任です。
最後のお別れの場で、HEATH に謝りました。
YOSHIKI としては、あまりの悲しみで身も心もボロボロで
今は言葉が上手くまとまりません。
今立ち止まったら、これ以上歩けなくなる気がして
ひたすらに、怒涛のスケジュールをこなしています。
ただ、バンドのリーダーとしては、最後に果たさなくてはいけない責任が残っています。
「しんみりしないでください。明るく楽しく見送っていただきたい」
「メモリアルコンサートを YOSHIKI さんにやっていただきたい」
これは、ご遺族より預かった HEATH からの言葉の一部です。
これから親族の方たちと話し合い、HEATH の願いを実現させるしかないと思っています。
そして、それを実現させるには、戦わなくてはならないことがいくつかあります。
HEATH への想いは、語ればきりがないです。感謝してもしきれません。
心の整理ができたときに、改めて伝えたいと思います。
HEATH、今までありがとう。そして、安らかに眠ってね。
またいつか、一緒に音楽を奏でようね。


Toshl コメント>

今は想いをとても言葉にすることができません。
HEATH 心から ありがとう。
龍玄とし


PATA コメント>

残念すぎるよ。まだ一緒に演りたかったな。
俺は、もーちょっと頑張るから応援してくれ。
ただ今は、安らかに。


SUGIZO コメント>

かけがえのない盟友、HEATH
信じられない。ずっと闘病していたなんて。突然逝ってしまうなんて。
心が張り裂けそうです・・・。
バンド仲間として出逢って 32 年、バンドメイトとなって 15 年。
君との時間は眩い思い出ばかり。
また一緒にステージに立ちたかった。 続きの景色を見たかった。
君は誰よりもストイックで、鉄壁で、孤高のベースプレイヤーだった。
リスペクトしかなかった。
かけがえのない盟友、HEATH
1年前、最後に一緒に立ったステージは生涯忘れない。
長い間本当にありがとう。そして本当にお疲れ様。どうか安らかに・・・。
いつか、そちらでまた一緒に音出そうね。

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