浦田直也は、10月18日からスタートした全国5都市6公演のツアー『urata naoya 1st Acoustic Live Tour -UNCHANGED-』のファイナル公演を、2023年11月10日(金)に恵比寿The Garden Roomにて開催した。
ツアーファイナル当日は、浦田直也の41歳の誕生日ということもあり、全国各地からファンが会場に駆けつけた。
「41回目の誕生日を迎えました!こうして応援してくれる皆さんと一緒に誕生日を過ごせて本当に嬉しいです!」という挨拶に、会場からはあたたかい拍手が湧き起こった。来場したファンによるバースデーソングの合唱でお祝いする一幕もあった。
今回のツアーは、タイトル通り、グランドピアノと浦田のヴォーカルだけで音を奏でるアコースティックライブ。
浦田は過去に様々なアーティスト達の名曲をカヴァーしたアルバム『UNCHANGED』をリリースしている。
そして、10年振りに『Cover Song Project』と銘打って、再び数々の名曲をカヴァーし、2023年4月から毎月のように配信リリースを行ってきた。
『UNCHANGED』=『変わらない』
当時の『UNCHANGED』をタイトルに掲げ、年月が経っても変わらない名曲たちに、浦田直也の想いをのせて届けた。
CHAGE and ASKAの「LOVE SONG」や、この日配信がスタートしたばかりの中西保志のカヴァー楽曲「最後の雨」などバラード曲が多かったこともあり、会場の至る所からすすり泣く声が聞こえた。
浦田直也(※提供写真) 画像 4/7 浦田直也(※提供写真) 画像 5/7ツアー締めくくりの楽曲として紹介されたのは、今回のCover Song Projectで第一弾として発表されたCHAGE and ASKAの「PRIDE」。
体を屈めながら全身全霊を込めて歌う姿に惹きつけられずにはいられない。
譲れないものがあると、歌への決意と覚悟を感じさせるパフォーマンスは、見るもの全てを魅了していた。
MCでは「僕のLIVEは雨が降ることが多くていつもお足元の悪い中ご来場いただき・・・」という話から、「今度ファンクラブのグッズで長靴を作ろうと思ってます(笑)」と話した浦田。ファンからは「傘が欲しい!」「合羽が欲しい!」とレスポンスがあるなど、笑いあり涙ありでファンを楽しませた。
浦田直也(※提供写真) 画像 6/7 浦田直也(※提供写真) 画像 7/7
そして、この日ファンへのサプライズ発表があった。
デビュー15周年を迎える来年、2024年1月に『urata naoya 15th Anniversary Billboard Live Tour』の開催が発表されると、ファンからは歓喜の叫びと共に「おめでとう!」と歓声が飛び交った。
浦田直也が作詞し想いを伝えてきたオリジナル曲と、デビューから常に尊敬し歌い続けてきたカヴァー曲から構成する集大成とも言える、BEST LIVEになるだろう。
「歌を歌い続けていいのか分からなくなって、立ち止まってしまった事がある」と過去を振り返り、「カヴァー曲を歌うことで、やっぱり歌うことが好きだと再確認できました」と気持ちを吐露すると、新曲制作を始めていることにも触れ、「これからも応援してください!」と締めくくった。