2023年11月20日の「世界子どもの日」は、こどもたちの相互理解と福祉向上を目的に1954年に国連が制定した。
毎年、ユニセフ(国連児童基金)などの呼びかけで、世界各地でこどもの権利と未来に関するイベントが開かれる。
「世界子どもの日」に合わせ、NHKでは、今年「スゴEフェス」と題して11月13日から約2週間にわたってすべてのこどもに向けて『ハートをうごかす』番組をEテレで集中編成している。
その最終日となる25日には「スゴEフェス生放送スペシャル」を合計5時間にわたって放送。
Eテレの人気番組の出演者やキャラクターたちが、番組の枠を超えて「子どもたちの明るい未来」を応援している。
その生放送、第1部では「スゴEキッズソング」と題して、Eテレでおなじみの歌や誰もが知っている名曲を、この日限りのライブパフォーマンスで披露。
その1組として、日本を代表するHIPHOPグループ・KICK THE CAN CREWの出演が決定。
披露するのは、今年5月に「みんなのうた」でも放送されて大きな反響があった「カメとピューマとフラミンゴ」。
カメ、ピューマ、フラミンゴという三者三様の動物たちが、それぞれ自分にはない個性の他の2匹の動物に憧れを抱くというユニークな楽曲。
誰かに憧れる自分は、もしかしたら他の誰かの憧れかもしれない。みんな違う個性を持っているからこそ、そのかけがえのない個性を大切にし、好きになろうというメッセージが込められている。
カメのラップパートをLITTLEさん、ピューマのラップパートをKREVAさん、フラミンゴのラップパートをMCUさんがそれぞれ担当。
自分がハンディキャップやコンプレックスだと思っていることでも、他人から見たらその人にしかない魅力や強みだったりする、そんな多様な個性を肯定する楽曲だ。
〜KICK THE CAN CREW LITTLEさんよりコメント〜
うちには小さな子どもが2人いまして、日ごろからEテレの番組を楽しませてもらっています。「みんなのうた」「あおきいろ」に関わらせてもらい、この度「スゴEフェス」にも参加させてもらうということで大変感激しています。これからもEテレとともに子どもたちのみらいについて楽しくまじめに考えていきたいと思います。