「世界をひっくり返してみないか?」をテーマに、 次世代アーティストの日本一を決める国内最大のアーティストバトル大会として催された「アーティストリーグ」。同大会の決勝ステージとなるイベント「MUSIC TRIBE」が、11月22日にTOKYO DOME CITY HALLで行われた。アーティストリーグの優勝者の岸洋佑のライブを筆頭に、ゲストで優里・AKB48・家入レオ・OCTPATH・KEYTALKも参加。当日の模様の中から、岸洋佑のライブの模様をお伝えしたい。
岸洋佑<ARTISTS LEAGUE Presents... MUSIC TRIBE>(C)WWSチャンネル 画像 2/9
岸洋佑<ARTISTS LEAGUE Presents... MUSIC TRIBE>(C)WWSチャンネル 画像 3/9アーティストリーグでグランプリを手にしたのが、岸洋佑。場内のアチコチから飛び交う声援。岸洋佑のライブは「バカみたいだな この世界で 僕は何を守ればいいのかわからないや」と、アコギを弾き、『バカ』を歌いながら始まった。歌うというよりも、彼の場合は、心の中に渦巻く感情を、強い言葉に乗せて吐き出すと言ったほうが正しいだろうか。 言葉の一言一言が強烈な歌声/言葉の矢となり、次々と心に突き刺さる。まるで研ぎ澄ました刀のような歌声で、岸洋佑は一人一人の気持ちをえぐるように歌う。その想い・声・言葉が生々しいからこそ、痛くて、でも、温かいその歌をしっかりと胸の内で抱きしめていたかった。
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岸洋佑<ARTISTS LEAGUE Presents... MUSIC TRIBE>(C)WWSチャンネル 画像 5/9続く『It's OK』では、軽やかな歌声と演奏を響かせる。岸洋佑の歌声に触れている間中、ずっと心が弾み続けていた。でも、楽しさの中にも生きた想いが詰め込まれているからこそ、その歌声や歌詞をずっと追いかけてしまう。いや、そうしたくなるんだよ。岸洋佑、心を熱く揺らす歌い手だ。
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ゲストで、杉本琢弥が登場。『Orion』では、2人が歌をかけあい、ときには声をハモらせて歌っていた。岸洋佑が熱く歌えば、その想いを杉本琢弥が熱く受け止めて歌う。サビで2人が歌声を重ねあったとき、胸を強烈に揺さぶる迫力と感動を覚えた。2人とも、感情を叩き付ける歌い手。もちろん、緩急いろんな感情の揺れも見せながら、でも2人とも、胸の内から沸き立つ想いを思いきりぶつけていた。
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最後に岸洋佑は、『僕らの挑戦状』を歌唱。彼は一度、『僕への挑戦状』という楽曲でメジャーデビュー。その曲のアンサーソングとしてこの曲が誕生したことも語っていた。『僕らの挑戦状』は、30歳を迎えた岸洋佑自身の心の声。とても前を向いた、希望と勇気を胸に注ぎ込む楽曲だ。彼自身が、みずからの経験や、それを踏まえた想いを生々しく歌うからこそ、魂が奮い立つ。この日は、背景に歌詞も投影。岸洋佑の歌、何度も何度も触れたくなる。大勢の人たちが彼の歌を支持した理由もすごく納得だ。
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岸洋佑<ARTISTS LEAGUE Presents... MUSIC TRIBE>(C)WWSチャンネル 画像 9/9『バカ』
『It's OK』
MC
『Orion』
MC
『僕らの挑戦状』