2023年から新プロジェクト「ぶっ恋呂百花」をスタートさせた木下百花。これまでの安定感あるバンドサウンドとは一線を画すトリッキーなサウンドは強烈な個性を放ち、2月リリースのEP「ときめきガチリアル」を皮切りに、これまで怒涛の「月イチ」リリースを展開してきた。

ぶっ恋呂百花(※提供画像)  画像 2/2

そんな彼女の最新シングル「躱せない」が2023年11月30日（木）、配信リリースされる。
「躱せない」は12ヶ月連続リリースの第10弾で、本作も作詞・作曲・編曲の全てを百花自身が手掛けている。

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連続リリース開始当初、過剰さや過激さ、一種の攻撃性が特徴だったぶっ恋呂百花のサウンドは、作品を重ねる毎に、静と動の細やかな機微を使い分ける方向へと深化を続けてきた。本作でその傾向はさらに顕著なものとなり、蠢動するミニマルなビートの上を漂う浮遊感の高い旋律は、抑制された精緻なサウンド・デザインと共に、空間をありったけの多幸感で埋め尽くす。

実存の脆弱性や、アンビバレントな感情に引き裂かれ続ける自我の揺らぎが投影された歌詞は、今回も百花独自の情景世界を描き出している。

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