【ライブレポート】MOON RABBiTS、突き抜けるパフォーマンスで冷えた心身を熱くさせる＜MOON RABBiTS ワンマン無銭ライブ＞

2023.12.01 公開

【ライブレポート】MOON RABBiTS、突き抜けるパフォーマンスで冷えた心身を熱くさせる＜MOON RABBiTS ワンマン無銭ライブ＞

MOON RABBiTS＜MOON RABBiTS ワンマン無銭ライブ＞(※提供写真) 画像 1/14

12月1日、東京・SHIBUYA THE GATEにて「自由を食し常識なんて飛び越えるパンクでロックな兎達」をコンセプトで活動する「MOON RABBiTS」（略称：ムンラビ）初のワンマン無銭ライブが開催された。

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ファンの総称は「コラビ」。開場してすぐに半分ほどがコラビで埋まる。
腕を組みながらこの日を待ち詫びたと言わんばかりの表情で開演を待つコラビ。「あおーー」という掛け声が最前列の方から聞こえてくる。

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さあイントロが流れ、ペンライトを振る観客。本ライブの一曲目に披露したのは『君とのLalala』。
前方は共に歌い声援を投げかける熱狂さが、後方では歌声を噛み締めるようにうなづきながら見守るような雰囲気が流れた。

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バスドラの低音が体にズンズン響き、彼女たちの軽やかで気持ちの良い高音が天井に抜けていく。続いて披露したのは『太陽フラッグ』。ラップ調のAメロから開放的なBメロへ移り、気持ちの良く会場を包むオープンなサビへ。後半からはお客さんをメンバー全員で煽っていく。スマホでステージを撮るお客さんも多く、さらに会場は熱く盛り上がった。

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そのまま『ムンラビナイト』。
「まだまだ声出せますか！」「もっと声出せますか！」「ラストもう1回！！」というメンバーの声が観客を照明と共にさらに照らす。下町あおの弾ける笑顔と石田夢音子の涼やかな表情が、観客の頭の隙間から覗く。

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さらにポップなナンバーのあと、一言挟まりロックなナンバーへ。サビに入ると観客の拳が突き上げられていく。
そして「信じ抜くだけ」という大サビ前のラストで石田が伸びやかな歌声を響かせると、最前列のコラビが応えるようにペンライトを突き上げた。

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猫音レナの叫ぶようなセリフのようなフレーズが脳天まで突きあげる。
照明とギターソロやバスドラ、ヘドバンとシャウトが最後のサビへ向かい静まるパートに。
そしてラストには繰り返すギターフレーズとボーカルが気持ちよく、一気にこの曲を締めた。

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最後の披露した『僕のアイデンティティ』では「もうちょっと声だしてもらっていいですか！！」「うおおおおー！うおおおっおー！！」というコールアンドレスポンスの練習を観客と行う。
「この中で誰が1番きれいなワイパーさんかな？」「ワイパーワイパー」というかパワーワードが炸裂し観客から笑みが溢れた。

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そしてあおの「そして必ずみんなと天下統一するまでずっとずっとついてきてください」というセリフが会場に響き渡る。
「うおおおお」というコールアンドレスポンスや、ステージの上でハイタッチするメンバー、観客のノリも最高潮だ！
中盤までは暖かく見守っていた観客も拳を突きあげ、衝動を抑えきれないままラストまで走り抜けた。

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