11月28日と29日、東京ドームにて2日間に渡り世界最大級K-POP授賞式『2023 MAMA AWARDS』が開催。29日の授賞式にSEVENTEENがパフォーミングアーティストとして登場した。
SEVENTEENは2012年にグループの立ち上げが発表され、4年の月日をかけて2015年にデビューした13人組グループ。流れの激しいK-POPシーンの中で着実に人気と実力を高め、現在ではワールドワイドに活躍し、今年10月に発売した11thミニアルバム『SEVENTEENTH HEAVEN』が500万枚を超える爆発的ヒットを記録するなど、K-POPのトップ戦線を駆け抜けている。
SEVENTEEN<2023 MAMA AWARDS>(C)CJ ENM Co.,LTD,All Rights Reserved 画像 2/2
そんな勢いに乗るSEVENTEENが、MAMAのファイナルパフォーミングアーティストを務めた。DJに扮したホシの合図から東京ドームでビッグパーティを繰り広げた彼らは、最新曲「God of Music」を大勢のダンサーとともに披露する。音楽でひとつになるというメッセージを放つと、サビの“クンチパッチ”の大合唱が沸き起こる強烈な盛り上がりとなった。
さらに「Super」を披露し、彼らはパワフルなビートに乗ってど迫力のパフォーマンスを存分に見せつける。炎が立ち登る中での圧巻のステージを見せ、全観客を完全にノックアウトした。
2日間に渡るMAMAもいよいよ最後の賞の発表となった。SAMSUNG Galaxy Album of the Year賞を受賞したのは、SEVENTEENの10thミニアルバム『FML』。SEVENTEENは、Worldwide Fans’ Choice賞、Bibigo Culture & Style Award賞、Best Male Group賞に続いて、4つめの受賞となった。
肩を組み喜び合うメンバーたち。その中には、現在ケガでステージを休んでいるリーダーのエスクプスの姿もあった。トロフィーを手にした彼らは、それぞれコメントを語っていく。
エスクプスは「カラット(SEVENTEENのファン)のおかげで、歌手活動を諦めそうになった賞を受けることができました。ありがとうございます」と涙を堪えて語った。
ホシは「僕たちは2015年にデビューした年に初めてMAMAに出演しました。そのときは賞を獲れずに帰ったのですが、9年経ってアルバム賞を受けることができてうれしいです」と声を上げる。
ジョンハンは「毎回授賞式で賞をいただくたびに、ほんとに信じられない気持ちになります。とっても幸せです。カラットのみなさんの応援の言葉がギューっと力になりました。カラットのみなさんと一緒に積み重ねてきた努力が実りました。ほんとにありがとうございます! 来年もよろしくお願いいたします」と日本語で語った。
SEVENTEENのプロデューサーとして多くの楽曲の作詞作曲を務めるウジは「SEVENTEENは、ここまで来るのに時間が長くかかった気がします。僕たちは、人数が多すぎるからダメだとよく言われてきました。でも、SEVENTEENという名前で音楽を作ってきて12年目になりますが、このような最高の瞬間をいただくことができました。ほんとにありがとうございます! 最後まで一生懸命がんばって、より良い音楽をお届けできる素晴らしいチームになりたいです」と感涙しながら熱い言葉を口にした。
スングァンは「今日のMAMAのステージを見ながら、(アーティストへの)リスペクトの気持ちが強くなりました。賞を受けたチームも、受けていないチームも、全てのみなさんが素敵だと思います。この職業は簡単ではないですが、一緒にがんばっていきましょう。そして、今年1年間ほんとにいろんあことがありました。僕たちチームを愛してくれた大切な友だち、ビニに心からの感謝と愛を伝えたいと思います」と、共演者へのリスペクトと、今年4月に亡くなった親友であるASTROのムンビンへの哀悼の言葉を語った。
最後はエスクプスが「世界中のK-POPファンのみなさんの幸せをお祈りします!」とメッセージし、彼らは13人で円陣を組み感動と喜びを分かち合った。