11月12日、広島マリーナホップ第二駐車場にて、
平和を願う音楽の祭典「PEACE STOCK 78’ HIROSHIMA 2023」（ピースストック78）が開催された。

SUGIZO＜PEACE STOCK 78’ HIROSHIMA 2023＞(C)WWSチャンネル  画像 1/1

本イベントにSUGIZOが出演！
SUGIZOはライブ終了後、WWSチャンネルのインタビューに応じ、ライブを終えた感想や1年を振り返った思いを語った。

Q：ライブを終えていかがですか？

SUGIZO：個人的に「広島」という地には思い入れがあるので、ここでこのような素敵なメッセージを伝えるフェスに参加させていただき、心から光栄に思います。ただ、想像以上に寒くてですね。最後まで指がかじかんだままで、汗は一滴も掻きませんでした。でも、素晴らしいステージができたと思います。

Q：ステージの音楽は、映像を含めSUGIZOさんが演出されたものですか？

SUGIZO：イメージや世界観がとても大事で、同時に宇宙と繋がりたいとか、自分の精神性や平和に対するメッセージを音にのせたいですね。今回は大切な友人がこの世を去ったばかりで……彼らに対する思いが映像や音に注入されて、とても感慨深いステージになったと思っています。これは全く僕の世界観ですね。

Q：広島の街の印象は？

SUGIZO：世界最初の核による戦争の被害を受けた街ということで、そこから這い上がった強さとか、生命力とか。とても前向きなエネルギーを強く感じます。

Q：2023年の活動を振り返っていかがですか？

SUGIZO：今年もSUGIZOとしては、とても忙しい日々でした。こうやって50代になっても音楽に邁進できていることが感謝です。先ほども少し触れましたが、今年は本当に多くの仲間が先立ってしまい、この地上に残された身としてできることは、もう限界まで邁進しようと。そういう心づもりで2023年を過ごしています。

Q：最後にメッセージをお願いします。

SUGIZO：PEACE STOCK78’HIROSHIMAという素晴らしいイベントに出演させていただき、そして広島の地でこうして活動できることを心から光栄に思っています。ここは僕の重要な第二の故郷です。毎年何度も帰ってきますので、ぜひ引き続きよろしくお願いします。

【PEACE STOCK 78’ HIROSHIMA 2023とは】

PEACE STOCK 78’ HIROSHIMA 2023とは平和を願う音楽の祭典であり、「平和感の共有、戦後継続している平和継続年数の共有」を目的として立ち上げたイベントである。ロゴ内に表記されている「78’」は戦後78年目という平和継続年数を周知することを目的として付けられている。

また、同イベントは、広島から世界に向けて平和を発信していくことを目的として立ち上がったイベントであり、広島から世界に向けて『平和の輪』が広がっていくことを目指していく。

会場内に設置される大型ビジョンには、発起人の島谷ひとみやHIPPYと繋がりのある著名人やアーティストなどのショートコメントが映し出され、会場内だけにとどまらずSNSなどで発信し全国を巻き込む展開になっている。イベント名の「PEACE STOCK」は「平和感の備蓄」という意味が込められており、「平和で過ごすことの蓄積が人間の幸福感を育てていく」という思いが込められている。