12月9日(土)に埼玉・西武ベルーナドームで『2023 MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL』日本公演が開催され、NewJeansが出演した。
2022年8月のデビューから注目を集め、今年世界規模で人気を爆発させたNewJeans。LEDビジョンに彼女たちの映像が流れると、会場から大歓声が沸き起こる。
リュックにカーゴパンツというY2Kファッションのミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインのメンバー5人は
「OMG」からライブをスタート。
キュートな歌とダンスで、観客の心を一気に掴んでいく。
「みなさんこんばんわー!」「トーキョー!」と声を上げるメンバーは、
メインステージ右手側からトロッコに乗り込む。
「みなさん盛り上がってますかー」「一緒に歌ってください!」と語り、
アコースティックアレンジされた「Ditto」を披露する。観客の合唱の中をトロッコでゆっくり進みながら、
メンバーもコールを煽るように「Ditto!」と元気にシャウト。
この時点で観客の盛り上がりはすごいことになっているのだが、
なんと彼女たちはトロッコを降りてアリーナのファンのど真ん中を歩きながらノリノリで踊っていく。
観客の歓声はもはや悲鳴のような状態だ。
センターステージへたどり着いた彼女たちは、
今年7月に発売され大ヒットとなったミニアルバム『Get Up』から「New Jeans」をパフォーマンス。
ニコニコの笑顔で跳ねまくるメンバーは、広いベルーナドームを完全にNewJeans色に染め上げてしまった。
「みなさん、準備できてますかー!」の声から披露されたのは「Super Shy」。
彼女たちは、腕を振り続けるワッキングダンスを大勢のダンサーたちと繰り広げる。
メンバー5人が醸し出すスクールガールテイストの楽しげな空気感はもはや無敵。
印象的なホーンの音色が響き、「行きましょー!」の声から「ETA」が歌われる。
彼女たちは、ボルチモアクラブのビートに乗っての観客をグイグイとアゲていく。
サビを会場全体で大合唱したあと、メンバーがソロダンスで盛り上げ、
ラストサビでライブのテンションをさらに上昇させた。
力技ではない、自由度の高い明るさに満ちたNewJeansのステージに、観客から大きな拍手が送られた。
まさに、Z世代のアイコン・NewJeansの勢いを痛感させられるステージだった。
【2023 MUSIC BANK GLOBAL FESTIVALとは】
韓国の放送局KBSで25年に渡り世界142カ国で放送されている人気音楽番組『ミュージックバンク』。毎年年末に行われる『KBS歌謡祭』が、今年は規模を拡大し『2023 MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL』として初めて日本と韓国で開催。世界中で話題のK-POPアーティストたちが日本と韓国に大集結し、日本公演には20組のアーティストが出演した。
日本でのMUSIC BANK FESTIVALの開催は、2011年に『K-POP FESTIVAL - MUSIC BANK in TOKYO-』として開催して以来12年ぶりとなる。
日本公演は12月9日(土)にベルーナドームで行われ、韓国公演は12月15日(金)にKBSホールにて開催する。