今年デビュー43周年を迎え、声出しの解禁と共に鳴り止まぬ「聖子コール」で大変な盛り上がりをみせたコンサートツアーを9月に無事完走。
現在ディナーショーを開催中の松田聖子が、約2年4カ月ぶりの新作アルバムとして、本格ジャズ・プロジェクトのシリーズ第3弾となる「SEIKO JAZZ 3」を、来年2月14日(水)にリリースする。
シリーズの前作「SEIKO JAZZ 2」からは約5年ぶりのリリースとなる。
松田聖子「SEIKO JAZZ 3」(※提供画像) 画像 2/4 松田聖子「SEIKO JAZZ 3」(※提供画像) 画像 3/4
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そして、12月15日(金)から同作に収録する「赤いスイートピー English Jazz Ver.」の先行配信が決定し、それに合わせてミュージックビデオの公開がスタート!
本作「SEIKO JAZZ 3」が『松田聖子ならでは』のジャズアルバムに仕上がった大きな要因のひとつが、本人が選曲した自身の代表曲であり、呉田軽穂(松任谷由実)の作曲と松本隆の作詞による名曲「赤いスイートピー」のこのセルフカバーにある。
同シリーズでは初となるセルフカバーの試みであり、特筆すべきはこのジャズ・アレンジによって時代を象徴する「赤いスイートピー」の往年のメロディーが、新鮮な趣きと共に、また新たな輝きを魅せたこと。
そして同曲で、グラミー賞受賞の世界的なサックス・プレイヤーであるケニー・Gと夢のコラボレーションが実現。
ケニー・Gは、92年に発表した『ブレスレス』が全世界で1,000万枚以上というインストゥルメンタル・ミュージック史上に輝くCDセールス記録。
今作で松田聖子と共に歌うように響くケニー・Gのサックスが、この曲の新たな表情を惹き出している。
ミュージックビデオは、世界のレジェンダリーなプレイヤー達と制作した今作の空気感を伝えたいとの意図から、松田聖子本人の発案により、今作のプロデューサーであり世界的ベーシストのネイザン・イースト、そしてネイザンの息子であり、若くして名プレイヤーと称されるノア・イーストの三人によるスタジオ・セッション模様で構成されている。
3人の信頼関係と互いのリスペクトに溢れたスタジオの空気感が伝わる映像は、シンプルな編成ながら、本物のアーティスト達がアイコンタクトでスムースにジャジーなセッションを展開するミュージシャンシップに溢れた内容となっている。
松田聖子のフランクなプライベート感溢れる貴重な姿は、信頼するミュージシャンとのスタジオ・セッションだからこそ映し出せた映像と言える。