現メンバーで活動開始した日をTHE YELLOW MONKEYの結成日としている12月28日。
バンドにとってもファンにとっても大事なこの日は、日本武道館にてライブを開催する事が多かった。
今年の記念日は、吉井和哉の十分な歌唱の準備を整えることができない為、ライブ自体は見送ったが、この記念日に前代未聞の日本武道館から無観客の生配信イベントを開催した。
THE YELLOW MONKEY、photo:横山マサト 画像 2/3
本イベントでは、1995年の初日本武道館公演以降の同会場にまつわるトークを中心にファンと共に過ごす貴重な時間となった。
リアルタイムでメンバーの4人が揃って公の場に出るのは、2020年12月28日の日本武道館公演以降、実に3年ぶりとなる。
そして生配信も終盤に差し掛かり、誰もいないアリーナフロアからメンバー4人がステージに向かいアコースティック編成で2曲をサプライズ披露した。
披露した楽曲は、THE YELLOW MONKEYの結成日にふさわしい「Subjective Late Show」「SLEEPLESS IMAGINATION」。
無観客のため、観客の歓声は届かなかったが、SNS上では久しぶりのメンバーの演奏と吉井和哉の歌声に歓喜するコメントが寄せられた。
2024年4月27日(土)には東京ドーム公演を控えているが、順調な調整で迎えられそうだ。
バンドにとって久しぶりのライブになるだけでなく、結成35周年イヤーの貴重な1day公演は必見だ。
現在、特別先行受付中。
1月1日(月)にはWOWOWドラマ「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」の主題歌「ホテルニュートリノ」のリリースが決定し、ジャケット写真も公開された。
THE YELLOW MONKEY「ホテルニュートリノ」、photo:横山マサト 画像 3/3
ホテルのネオンのような色が凝縮され、何か岩石のような形にも見える物体が中央で主張する。
「ホテルニュートリノ」のいうタイトルが、「ニュートリノ」というホテルの名前なのか、素粒子の「ニュートリノ」なのか…改めて秀逸なタイトルである。
今にも動き出しそうな物体は、今後のTHE YELLOW MONKEYの展開を予期させるものなのか、期待が高まる。
また、「ホテルニュートリノ」のミュージック・ビデオのプレミア公開ページも本日オープンした。
2020年に公開された「未来はみないで」のミュージック・ビデオ以降の作品となる。
2024年になった瞬間の1月1日00:00に公開となるため、是非、今からリマインダー設定をして楽しみにお待ち頂きたい。