12月29日、「第74回NHK紅白歌合戦」(12月31日(日)19時20分~23時45分、NHK総合ほか)のリハーサルに、濱家隆一(かまいたち)と生田絵梨花によるダンスボーカルユニット「ハマいく」が登場した。
リハーサルで披露したのは、デビュー曲でありながら「踊ってみた動画」で再生数が3億3千万回を突破した話題の「ビートDEトーヒ」。「なにをやってもうまくいかない」で話題となったアーティストmeiyoが作詞・作曲を務めた「「ビートDEトーヒ」」を、花柄のロマンティックなワンピースを身に纏った生田絵梨花とシックで落ち着いた雰囲気の濱家隆一が、息の合ったダンスパフォーマンスを披露。曲の合間には生田絵梨花がグランドピアノへ駆け寄り、ピアノを弾く姿で魅了した。
生田絵梨花<第74回 NHK紅白歌合戦>(C)NHK 画像 2/2
囲み取材では、手を振ったり、両手をクロスするなど笑顔で撮影対応していた生田絵梨花。今の気持ちについて記者から質問されると、「私は2年前に紅白で乃木坂の最後のステージでした。そこで卒業だったので、いつかまた紅白のステージに立てたらいいなと思っていたけど、そのいつかはすごく遠いいつかだったので。まさか2年で、こんなに早く帰ってこれるとはと驚いています。」と予想外に早い紅白へのカムバックに驚きを語った。
2年前の対談がきっかけで誕生した「ハマいく」のユニットは、当初ノリ的な感じでスタートしたのだとか。それ故に、「ちょっと無理かもと思いながらも紅白を目指そう」という思いだったところから出場が決まるという奇跡に「聞いた瞬間、濱家さんとハイタッチしました!」と喜びの声を聞かせてくれた。
さらに記者から乃木坂46のメンバーとリハーサルで会えましたか?と聞かれると、「会えてない」と少し残念そうな顔で返答。「スタッフさんとはすれ違いに挨拶ができて、親のような目で見てくれていました。その再会は嬉しかったです。」と乃木坂時代にお世話になったスタッフとリハーサルで挨拶できたことを明かした。
そんな生田絵梨花が振り返る1年は、ディズニー映画「ウィッシュ」日本版ヒロインの声を務めるといった大役が大きく影響しているという。「この1年はディズニーの存在がすごく大きくて。人生の大きな夢が叶った嬉しさと、楽しいだけでなくて、皆さんにどうやって夢を届けられるか?少しでも明るい気持ちになってもらえるか、修行のような日々でもありました。山ひとつ越えたらまた山があって、ずっと山脈を登っているイメージでした。」と語りつつ、「今年最後の紅白は、エベレスト級の山だと思っています。足腰を鍛えて準備しようと思っています。」と笑顔でコメント。2023年の漢字はもちろん「山」と即答する生田絵梨花だった。
第74回NHK紅白歌合戦」は2023年12月31日(日)の大みそか、NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1・NHK +にて19時20分より放送。
「第74回 NHK紅白歌合戦」
毎年12月31日(日)に放送される「NHK紅白歌合戦」。新型コロナの5類移行にともない、制限のない日常が訪れ、海外との交流も活気を取り戻しつつある中、国や、言葉や、世代を超えて「ボーダレス」に人と人とをつなげ感情を共有していくという思いから、今年は「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」がNHK紅白歌合戦のテーマとなっている。司会はお笑いタレント、司会者の有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造NHKアナウンサー。
テレビ放送開始70年となる節目の年の大みそかに、ボーダレスなコラボレーションを実現する企画が実施される。