今回の楽曲は、切ないメロディーラインと疾走感溢れるサウンドに、
ジャジーなピアノやストリングスが重なるドラマティックなナンバー。
この曲ならではの声の表現で、いつもとは違った7人の歌声も楽しめる。
マスクをかぶった7人の姿から始まるミステリアスな MV は、
映画の世界観と「どこからどこまで フィクション?」という歌詞からイメージを膨らませ、
映像に落とし込んだもの。
冒頭、カメラが動いてメンバーを捉えるたび、次々と人が入れ替わっていくトリックのような映像で、
グッと見るものを惹き付ける。
さらに、時計、ワイングラスなどをメンバーが手にした意味深なカット、
鏡越しに感情たっぷりに歌う重岡大毅など見るほどに気になるシーンが詰め込まれている。
まさに、フィクションとノンフィクションの境界線があいまいな、不思議な世界観から目が
離せなくなるだろう。
振り付けは、s**t kingz の kazuki 氏が担当。劇場の舞台でライトを浴びながら、黑のロングコートを翻し、
スタイリッシュに歌い踊る7人。
また、演じるようにパフォーマンスするWEST.が、シルエットで映し出されるシーンも印象的だ。
絶望や苦しみの中にいながらも、切実に愛や希望を求めてもがくーー
そんな感情が見えるメンバーたちの表情にも、注目してほしい。
1 月 12 日(金)からは、この楽曲が映画館でも流れる。原作は、東野圭吾が 1992 年に発表した傑作小説。
最終オーディションの招待状を受け取った俳優7人が、「大雪で閉ざされた山荘」という
架空のシチュエーションで起こる殺人事件を演じるのだが、密室で一人、また一人と消えていくことに...。
果たして、フィクションか? 本当の連続殺人か? 衝撃のラストが待ち受ける
サスペンス・エンターテインメントを『FICTION』が盛り上げる。
そして、4 月 23 日にはデビュー10 周年を迎える WEST.。
新たな一面を見せる楽曲で、アニバーサリーイヤーのスタートを切った7人が、ここから一気にギアを上げ、
この1年を駆け抜けていく!