2024.01.28 公開
コブクロ、結成25周年イヤーの全国ツアーファイナル公演を無事完走!

コブクロ(※提供写真)  画像 1/6

コブクロが、結成の地、大阪・堺から7月に始まり10都市22公演を回った全国ツアー『KOBUKURO LIVE TOUR 2023 ENVELOP』を、1月25日、26日、東京ガーデンシアターにて、ファイナルを迎えた。

東京ガーデンシアターのファイナル公演は、当初2023年10月に予定されていた、さいたまスーパーアリーナ公演が黒田俊介の体調不良により公演見合わせとなり、その振替公演として行われた。
総動員数71,000人、ファイナルの東京ガーデンシアター公演は両日合わせて13,000人を動員したツアーとなった。

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オープニングは、パーカッションやピアノ、ストリングスの切ない音色で演奏が始まると、ファイナルを待ちに待った約6,500人の観客はステージに釘付けとなった。
下手から小渕健太郎が登場、1曲目となる「Starting Line」のサビのメロディーを演奏する中、黒田俊介も登場し、これから始まるライブの期待値をさらに高め、ライブが幕を開けた。



1曲目は、2005年高校サッカー選手権大会の応援歌「Starting Line」をオリジナルよりもアップテンポにテンポを上げ、更にダイナミックなリアレンジで披露。
続けて、冒頭の黒田の「いくぞ、ファイナル!!」の掛け声と共に始まった夏ソングの定番曲「君という名の翼」、2020年にリリースされた布袋寅泰のコラボレーションアルバム参加曲「Soul to Soul」を、ソウルフルに歌い上げ、黒田のボーカル力が光るエッジなロックナンバーとなった。
冒頭3曲を歌い上げたあとは、「KOBUKURO LIVE TOUR ENVELOP 2023 to 2024ファイナルへようこそ!コブクロです!」と、小渕が観客に呼びかけ、約6,500人の歓声が会場に響き渡った。

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待ちに待った振替公演、さらにツアー最終日ということもあり、久しぶりのコールアンドレスポンスを楽しむ姿を見せた。
客席前方にいた観客が初めて公演に来たと知り驚く小渕と、「知ってます?僕2ヶ月入院してたんです!」と観客をいじる黒田、コブクロらしい掛け合いで、リラックスしたトークでアットホームな雰囲気に。

2021年のシングル曲「両忘」、昨年の全国ツアーで初披露していた未発表音源の新曲「雨粒と花火」、続いて2021年リリース当時は、コロナ禍でツアーの席数制限がある中で多くの方に聴いてもらう事が叶わなかった「Star Song」を、「今日は全然良いんです。歌いたいなと思う所があったら、鼻歌でもいい、一緒に良かったら口ずさんでください!」と話し、コブクロらしい優しいメロディーに会場が一体感に包まれた。
続けて、小渕が三線を演奏し、2005年のミリオンセールスの大ヒットアルバム『NAMELESS WORLD』に収録の黒田作詞作曲の楽曲「大樹の影」を演奏、懐かしくも奥深い演奏に、観客は釘づけとなっていた。

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その後のMCで小渕は、「大樹の影」は、今回のツアーで歌いたいと思っていたと特別な想いを語り出した。
この曲だけが持っている空気感、人の繋がりや、広い歌詞、メッセージが沢山刻まれていると、歌詞の奥深さを絶賛した。黒田の歌は、最初の段階で1曲分を越えるメッセージが詰まっていると語り、いつまでも変わらない2人の絆を感じるシーンだった。


ライブ中盤では、コブクロ最大のヒット曲「蕾(つぼみ)」を披露、魂を込めた優しく力強い歌声が会場を包み込んだ。
続いて、このツアーのためにリアレンジされた、黒田が作詞作曲した代表曲「DOOR」をパフォーマンス。
切ない音色のピアノとストリングスから始まり、バンドが加わり更に壮大な世界感に、「DOOR」の持つ楽曲の力強さを、更に広大なものにした。
そして、ツアータイトルにもなっている2023年3月リリースの最新シングル「エンベロープ」を披露。後半、歌詞にも登場するシャボン玉が飛び回る演出で、幻想的な空間が会場全体を包み込んだ。曲の世界観に入り込んだかのような素晴らしい演出で、会場は感動に包まれた。

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じっくりと聴かせたあとは、お馴染みのトークコーナー。
黒田の入院中トークを中心にテンポ良いMCが始まると会場も一段とにぎやかに。
黒田は入院中のベッドで大変な姿勢になったり、ナースコールを押せなかったり、こっそりコンビニで買ったカップラーメンを食べたことで、夜中に体調がまた悪化したりなど、入院中の数々の面白エピソードで観客を沸かせた。
「あの病院の中で俺が1番面白かった!」という黒田に対し、「なに病院で笑い取ろうとしてるん!」と小渕。お馴染みの軽快な掛け合いで会場は笑いに包まれる。コブクロライブの醍醐味であるトークでもしっかり観客を魅了し、会場を盛り上げた。

ライブ後半戦では、去年3月に開催された『KOBUKURO AND THE FAMILY TONE』で初披露された、インディーズ時代からのお馴染みのナンバー「Moon Light Party‼」のスカのリズムでリアレンジverを披露。間奏では、ウェーブで盛り上げ、会場が一体になって楽しんでいた。

次は、アップテンポ曲のメドレーへ。2025年に開催される大阪・関西万博オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」からスタート。間奏では小渕がオリジナルグッズの法被を着用し、今回は360度にステージが回転する中で和太鼓を演奏する演出もあり、力強いパフォーマンスに会場ではどよめきが起こった。
続けて、「サイ(レ)ン」や懐かしのナンバー「風の中を」「tOKi meki」、絢香×コブクロの大ヒットナンバー「WINDING ROAD」など、計9曲をメドレーで披露し、会場を盛り上げ、本編を終了した。

アンコールで再度登場したコブクロは、「素敵なファイナルになったと思います!」とファンへの感謝と想いを語り、これからも新しい曲を続々と制作し「今年はオリジナルアルバムをリリースしたいなと思ってます!」と話し、期待に胸が膨らむ。

アンコール1曲目は、2013年のアルバム収録曲、黒田が当時歌と向き合って制作した「LIFE GOES ON」を、リアレンジで新鮮に聴かせ、今後の決意も感じられる一幕であった。

ラストは、コブクロ結成のきっかけとなった代表曲「桜」。コブクロ二人の歌声から始まり、バトンタッチするようにサビを観客が歌う形となり、会場全体が1つになった。歌声でコブクロと観客が掛け合う様子がまさにお互いで作り上げるライブのように感じられた。1人1人が様々な想いを乗せてコブクロに届ける姿が、非常に感動的だった。

3時間弱の中で、9曲のメドレー含む全22曲を披露。
こうしてコブクロは25周年を迎えた全国ツアー『KOBUKURO LIVE TOUR 2023 ENVELOP』を完走した。
3月20日にベストアルバム「ALL SEASONS BEST」の発売が決定しており、25周年の今後のコブクロの活動がますます楽しみになるようなツアーファイナルとなった。

【セットリスト】
「KOBUKURO LIVE TOUR 2023 ENVELOP」
M1. Starting Line
M2. 君という名の翼
M3. Soul to Soul
M4. 両忘
M5. 雨粒と花火
M6. Star Song
M7. 大樹の影
M8. 蕾
M9. DOOR
M10. エンベロープ
M11. Moon Light Party‼︎
【メドレー】
M12. この地球(ほし)の続きを
M13. サイ(レ)ン
M14. 風の中を
M15. tOKi meki
M16. 白雪
M17. WINDING ROAD
M18. サヨナラHERO
M19. memory
M20. 神風
この地球(ほし)の続きを
EN
M21. LIFE GOES ON
M22. 桜

-全22曲-

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