名古屋・栄を拠点に活動するSKE48の研究生が、『制服の芽』公演の初日を開催した。
『制服の芽』公演は『手をつなぎながら』公演に次ぐSKE48 Team Sのオリジナル公演で、2009年10月に初演。
2014年1月から約3ヶ月間、当時6期生を中心としたメンバーの研究生公演としても上演されていた。
「SKE48史上1番激しい公演」とも言われ、ファンの皆さんに愛され、大切にされてきた公演を、11期、12期研究生が受け継ぐことになった。
オープニングを飾る1 曲目は、「恋を語る詩人になれなくて」。
ファンの間で「詩人ジャンプ」と言われるダイナミックなジャンプで始まると、緊張が交じりながらもキラキラとした出演メンバーの笑顔が見える。
続いて受験時の恋愛模様を曲にした「合格Kiss」、鬼ごっこから始まる「アンテナ」、そしてこの公演のタイトルにもなっている「制服の芽」を元気いっぱい披露した。
SKE48 研究生©2024 Zest, Inc. 画像 2/4
息を切らしながらも、この公演のセンターを務める大村杏は、「1期生の皆さんからずっと大切にされてきたこの公演を、今いるSKE48の研究生でできることがとても嬉しいです!今の研究生のパワーを存分に楽しんでください!」と、会場を盛り上げる。
自己紹介MCでは篠原京香が「今日で劇場公演101回目の出演、『制服の芽』公演1回目ということで。1がたくさん並んだ日に1番よかったとみんなに思ってもらえるようにパフォーマンスします!」と意気込み、会場からは大きな歓声が上がった。
ユニットブロック1 曲目は大村、篠原、森本くるみの11期研究生で「思い出以上」。
息の合った圧倒的なパフォーマンスで会場を魅了する。
「狼とプライド」では、山村さくら、松川みゆがピンク色の衣装に身を包み、可愛らしくパフォーマンス。
「女の子の第六感」では、大村、杉本りいな、奥野心羽、柿元礼愛、鈴木愛來がチャーミングに女の子の気持ちを歌うと、「枯葉のステーション」では雰囲気がガラッと変わり、森本がソロでしっとりと歌い上げた。
ユニット曲ラストは篠原、山村、伊藤虹々美、河村優愛、倉本羽菜で「万華鏡」を披露。
MCでは河村が「私たちと一緒で『制服の芽』公演初めて観に来たという方~?100回以上観ているという方~?50回以上の方~?」とファンに質問を投げかけ、それぞれに観客からは手が上がり、愛され続けてきた公演を物語る場面となった。
続いて披露されたのは、「ジェラシーのアリバイ」。
激しいダンスで会場の視線を釘付けにし、「Doubt!」では幼馴染への儚い恋心を歌う。
そして「仲間の歌」ではハート型のメガホンを使い、客席と一体になって大合唱。
MCではSKE48に加入してから気づいた自分自身の魅力について語ったり、ファンと〇×クイズをしたりして盛り上がる。
本編最後に披露された楽曲は「水のないプール」。
会場は感動の雰囲気に包まれたまま本編は終了した。
SKE48 研究生©2024 Zest, Inc. 画像 3/4
大きなメンバーコール、そしてSKE48コールが響き渡る中、アンコール1曲目は「楽園の階段」で勢いよく登場。
クールなダンスナンバーで盛り上がりを見せると、続く「ピノキオ軍」では森本の「ピノキオ軍、鼻を高くして前進!」の掛け声に続くように更に大きな歓声が上がり、会場の盛り上がりは最高潮に。
ここで森本が「今日初日を迎えるにあたって、たくさんのスタッフさんに支えられているということを実感することが多くて」と切り出し、「その期待に応えられるように、そしてファンの皆さんや先輩方が大好きで大切にされてきたこの公演を、私たち研究生がもっと盛り上げていけるようなパフォーマンスをし続けます」と力強く意思表明。
大村が「寂しいですが、まだまだ続いていく公演なので、私たちのことを応援してくださっているすべての方に気持ちを込めて歌います」と、最後の曲「手紙のこと」で締めくくった。
『制服の芽』公演、是非SKE48劇場でご覧あれ。
SKE48 研究生©2024 Zest, Inc. 画像 4/4
◆11期研究生 大村杏 コメント◆
研究生『制服の芽』公演初日無事終わりました!初日を迎えて、改めてファンの皆様の声援だったり、サイリウムでの応援が支えになってるなと感じました。今回は初めて公演でセンターをさせていただいたのですが、私にとってセンターはずっと憧れていた場所でした。背負っていかないと、というプレッシャーもありますが、パフォーマンスで引っ張っていきたいです!
『制服の芽』公演は「やっぱり栄だ」って思ってもらいたいですし、センターも大村杏じゃないとダメだと思ってもらえるように精進したいです!是非足を運んでいただけたら嬉しいです!
◆12期研究生 鈴木愛來 コメント◆
研究生『制服の芽』公演初日ありがとうございました。今の研究生で歴史ある『制服の芽』公演をやらせていただけたことがすごく嬉しいです。個人的に髪型がボブなのは私だけなので、この公演を通して覚えてもらいたいなと思いつつ、またこの公演を観たいと思ってもらえるように、まだまだ成長していきますので、これからも応援よろしくお願いします!