4月12日にリリースされた最新シングル「渡月橋 〜君 想ふ〜」が、現在もロングセールスを記録している倉木麻衣。倉木麻衣初となる地名が曲タイトルに入ったこの曲は、2017年女性ソロアーティスト最大のヒット曲として、今尚話題を呼び続けている。
リリース時は京都嵐山を中心とした京都での数々の展開も大きな話題となり、“京都 嵐山一日観光大使”も務めた倉木だが、9月16日京都観光おもてなし大使に就任することが発表され、岡崎公園 プロムナードにて門川大作京都市長による任命式が行われた。
門川大作京都市長より、「京都とご縁が深く、京都をこよなく愛し、また京都の魅力を国内外に発信してくれる人」との理由で京都観光おもてなし大使に選ばれたという倉木。この日のために特別に用意された薄いピンクの爽やかな京友禅の訪問着は、季節に合わせた菊の花が美しくあしらわれ、亀甲、松の模様がおめでたさを引き立てるハレの日に相応しい着物だ。艶やかな倉木の出で立ちがステージを華やかに彩る就任式となった。
倉木といえば学生時代を立命館宇治高校及び立命館大学で過ごし、2003年の大学生時代に第1回京都学生祭典の実行委員を務めたほか、2016年には立命館大学産業社会学部客員准教授として招請されている。今年に入ってからも様々な魅力を発信するスマートフォン用公式アプリ「Hello KYOTO」の応援アーティストとなるなど、京都ゆかりの事業にも関わりながら京都の魅力を発信している。
倉木自身、京都を「第二の故郷と」と呼ぶほど愛着が深く、第一回京都学生祭典実行委員として学生と協力して京都を盛り上げられたことが今でも大切な思い出であり宝だと語った。就任式では「まだまだ京都にはたくさんの魅力がありますので、素晴らしい、美しい京都をたくさんの方にお伝えできるように、しっかりと取り組んでいきたいと思っています」と語り、意気込みを新たにしていた。最新シングル「渡月橋 〜君 想ふ〜」のタイトルに京都の名所を入れたことにも、京都を大事にする倉木の想いが強く表れており、「京都の風情を取り入れ、彩り豊かな和の一曲に仕上げたかった」と以前本人が語っていた通り、京都色が濃く反映されたナンバーとなった。
その「渡月橋 〜君 想ふ〜」は9月13日、新たに(京都盤)がリリースされた。京都をイメージして制作されたオリジナルMVは、「Kirari! for Mobile」キットを使って特別な映像視聴ができるものというもの。「Kirari! for Mobile」キットは、NTT西日本グループとのコラボレーションにより提供するもので、「あたかもその場にいるような感覚を、世界中のどこにいても体感できる」というコンセプトのもと、お手持ちのスマートフォンと組み合わせることによって、手軽に3D映像を体験できるという今までにない特別なアイテムだという。最新技術によって目の前に現れる美しく雅な世界、倉木と京都のコラボレーション映像は、必見だ。
途切れることなく話題が続き、今年は特に京都とのつながりによって次々と新たなコラボレーションを実現させている倉木麻衣。世界に誇る京都と倉木麻衣による更なる化学反応に、これからますます期待せずにはいられない。
倉木麻衣オフィシャルH.P. http://www.mai-kuraki.com