氣志團万博2017、初日のヘッドライナーとして登場したのは布袋寅泰。YASSAI STAGE前は、雨の中にもかかわらずステージが始まる10分前から布袋コールが沸き起こっている。そんな中、いよいよライブがスタート。

布袋寅泰（Photo by 釘野孝宏）  画像 2/7
布袋寅泰（Photo by 釘野孝宏）  画像 3/7
オープニングを飾ったのは映画のテーマ曲としてもおなじみのインストナンバー『Battle Without Honor or Humanity』。メインステージから一直線に伸びたセンターステージを悠々と歩きながらギターを唸らせる姿に、怒涛のような歓声が沸き上がった。

続く『THRILL』でもイントロだけでどよめきが起き、そんな会場を笑顔で眺めながら歌う布袋。さらに『POISON』とヒット曲が連発。ファンならずとも心が躍るセットリストに、会場は一気にヒートアップ。あっという間にオーディエンスを虜にしていく手腕はさすがの一言だ。さらに追い打ちをかけるかのように、BOOWY時代の名曲『Bad Feeling』を披露。ここで再びセンターステージ先端まで歩み寄りギターソロを魅せつける。

「会いたかったぜ！やっとこのステージにやって来れたよ。ビートを浴びながら、一緒の雨に打たれるなんて最高じゃん」MCでさらに会場を沸かせると、10月リリースのニューアルバムから『Dreamers are Lonely』をステージで初披露。この日のような雨の降る夏の夜が似合うミドルナンバーに会場は酔いしれた。

ここからは追い打ちをかけるように、再びヒット曲を連発。「知ってる人がいたら一緒に歌ってください」との声で始まった『さらば青春の光』。そして『BAMBINA』と駆け抜けるように時が流れ、いよいよ最後の1曲となった。

布袋寅泰（Photo by 釘野孝宏）  画像 4/7
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「俺、このステージに上がるの夢だった。それを叶えてくれた張本人と1曲やっていいかな。翔やんカモン！」布袋の呼びかけで綾小路 翔が登場し、BOOWYの『Dreamin'』が始まった。二人はまるで、再会を果たした兄弟のように肩を並べて歩み、向かい合ってサビをシャウト。お互い本当に心から喜びあっている様子がひしひしと伝わってくる。

曲のラスト、ステージ中央で再び二人が向かい合うと、感極まった翔が、布袋が奏でているギターにキス！「みんなのおかげで、俺達の街に布袋が来てくれたぜ。布袋寅泰ありがとう！」布袋が差し出した手を翔が握ると、オーディエンスからも歓声が挙がり、まさにDreamin'なセッションは幕を閉じた。

（取材/文：バッキー☆大坂）

布袋寅泰 綾小路 翔（Photo by 釘野孝宏）  画像 6/7
気志團万博2017
9月16日 布袋寅泰 セットリスト

M1.Battle Without Honor or Humanity
M2.THRILL
M3.POISON
M4.Bad Feeling
M5.Dreamers are Lonely
M6.さらば青春の光
M7.BAMBINA
M8.Dreamin'

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