氣志團万博2017、初日はオープニングで登場した氣志團が、2日目も真っ昼間の15時に降臨。いつものようにCOMPLEXの『BE MY BABY』のイントロに合わせて、ステージの上部に掲げられたスクリーン前の檀上に勢ぞろい。

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アロハ柄の特攻服で「We are 氣志團！」とシャウトすると、1stアルバムに収録の懐かしのナンバー『デリケートにキスして』を一気に歌い上げた。息付く間もなく『ゴッド・スピード・ユー！』へ。いつもパロディやおちゃらけの多い彼らのステージだが、今回は極めて直球のパフォーマンスが展開した。

ステージ正面に真っ直ぐ伸びたセンターステージの先端に、メンバー5人が整列すると「All right! All right! On Drums アキラー！」ヴォーカル、綾小路 翔のイントロデュースで亜樹良の怒涛のドラムが炸裂する。

会場中が彼のドラムパフォーマンスに釘付けになっているところで、どこからともなく「ちょっと待ったー！」の叫び声が。そこに登場したのは氣志團を無期限休学中の白鳥雪之丞だ。

「亜樹良だけにいいカッコさせないわよ！」とステージ中央に自身のドラムセットとともに突然の乱入。そんな彼に「帰れ！」とキレる翔と、負けじとタイマンを張る雪之丞。次の曲『鉄のハート』では、雪之丞がマイクを奪って歌いだし、慌てて翔が追いかけるハプニングで会場を大いに笑わせた。

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「せっかくみんながこの街に来てくれたから、この街の歌を歌います」翔がバラードナンバー『落陽』の冒頭をアカペラで披露。自らギターリフを奏で、そこ に早乙女 光のトランペットが重なる。切ないバラードでオーディエンスを魅了した後は、いよいよクライマックス。

「OK! 今日こそはみんなで行こうぜ"ピリオドの向こうへ"」翔のメッセージとともに彼らのアンセム『One Night Carnival』が始まると、氣志團メンバーの着ぐるみマスコットや微熱DANJI、そして先ほどまで一暴れした雪之丞もダンサーとして参加。近年さんざん趣向を凝らして演奏してきたこの楽曲を、久々に原曲そのままのサウンドで楽しませてくれた。

「何があっても氣志團はお前らを"幸せにしかしねーから"！」ステージの最後を締めくくったのは、直球のラブソング『幸せにしかしねーから』。「お前ら最高！気志團万博最高！」ラストは翔のシャウトとともに、メンバーが再びセンターステージ先端に並び、しっかりと感謝を伝えステージを締めくくった。

（取材/文：バッキー☆大坂）

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気志團万博2017
9月17日 氣志團 セットリスト

M1.デリケートにキスして
M2.ゴッド・スピード・ユー！
M3.鉄のハート
M4.落陽
M5.One Night Carnival
M6.幸せにしかしねーから

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