2024.06.25 公開
「みんなの明日を少しでも良いものに」OverTone、全国ツアー東京公演にて新曲をサプライズ披露!

OverTone(Photo by Shun Fujita(ARIGATO MUSIC))  画像 1/7

八上和希・GUCCHI・NOWAR The 匠・アマノによる
大阪出身4人組ボーカルグループのOverToneが6月23日、
東京・渋谷Spotify O-nestで『OverTone Live Tour 2024
「花だより」』の東京公演を行った。本ツアーは、
3月27日にリリースしたミニアルバム『花だより』を
携えて、4月13日の兵庫・神戸K-waveを皮切りに、
7月13日、14日の大阪・難波Yogibo HOLY MOUNTAINまで、
グループ史上最多本数となる全国15カ所17公演を行うというもの。
ツアー15公演目となった東京公演では、7月17日に
配信リリースされる新曲「週末レイジー」を初披露するなど、
訪れたオーディエンスを楽しませた。

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東京公演のオープニングを飾ったのは、メジャー
1stフルアルバム『OverTone』に収録されている
「君はイタい」でスタート。ビートに乗って、4人の
エネルギッシュな歌声がライブハウスに響き渡るなか、
オーディエンスも手拍子や腕を振り上げ楽しんでいる様子。
続いて「ハイウェイミュージック」、「めくるめく」盛り
上がり必至のアップチューンを投下。フロアではオーディ
エンスがタオルを回す壮観な光景が広がり、序盤から
アクセル全開のセットリストで一体感を作り上げた。

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ライブ前半のハイライトの一つになった「最初で最後の」。
恋愛リアリティ番組からインスピレーションを受け、
最初で最後の恋をテーマに書かれたバラードナンバーだ。
OverToneの新たな武器ともいえるコーラスワークが印象的な
楽曲で、その美しいハーモニーで会場の空気が変わっていく。
オーディエンスも4人の歌声に耳を傾け、
静かに聴き入っている姿が印象的だった。

ライブ中盤では、ツアータイトルにちなんで、事前に
ファンから募ったお便りの質問に答えていくコーナーを展開。
今回は「どこにでも住めるなら、どこに住みたいですか?」という
質問が寄せられ、メンバーはあーだこーだと熟考の末、
NOWAR The 匠は「田舎」、GUCCHIは「コンビニの近く」、
アマノは「重力が少ない星(月)」、八上は「南国」と回答。
それぞれの回答にツッコミを入れるなど、メンバー4人の
仲の良さが伝わってくる時間だった。

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ミニアルバム『花だより』に収録されてされた
「サンデーナイト」や「One less(remix)」を披露し、
ここでカバーコーナーへ。ツアータイトルの
『花だより』とかけて、花や春、旅立ちにまつわる楽曲を
ツアーでカバーしてきたOverTone。東京公演では花を
テーマに、一青窈のヒット曲「ハナミズキ」を歌唱した。
4人は向き合い、目でコミュニケーションを取りながら
アカペラでサビパートを熱唱。OverToneの歌唱スキルの
高さが伝わってくるパフォーマンスだった。続いて、
OverTone初のウェディングソング「I Love You じゃなくて」
を披露。ジューン・ブライドの6月にピッタリのナンバーで、
多幸感あふれる空間が広がった。

 

ライブも後半戦に突入。GUCCHIが結成からの7年を振り返った。

「(OverToneを)始めてすぐに事務所に入れていただいて、
すぐにメジャーデビューして、見る人によっては順風満帆
(な活動)に見えるかもしれないのですが、いろんな場面で
天才だったらなと思うことがありました。ただ、僕たちが
天才じゃなかったからこそ、苦しんで考えて、僕たちだから
こそ書けた曲があります」と語り、OverToneの活動と重ねた
「風光る」を熱演し、オーディエンスを魅了した。

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八上は、「普段の生活で、苦しいこと、楽しいこと、
いっぱいあると思います。僕らのこのライブ、音楽という
場所がみんなの明日を少しでも良いものにできると信じて、
これからも歌っていきます」と想いを告げ、本編ラストは
インディーズ時代最後のリリース曲で、自分にとって特別で、
誰かを救えるような優しい1曲になればという想いが込めら
れている「M7」を届けた。さらに気持ちが一つになり、
メンバー、オーディエンスもサビで拳を突き挙げ、
ボルテージは最高潮のなか、4人はステージを後にした。

アンコールでは、グループ結成当初からあった楽曲で
ライブでも人気のナンバー「僕らの街」を披露。
ステージではメンバー4人、フロアでは隣り合う
オーディエンス同士が肩を組みリズムに合わせて揺れ、
ライブならではの一体感を作り上げる。その光景にメンバーも
「最高!」と声を上げ、満足そうな表情を浮かべていた。

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そして、ここで発表が!アマノが作詞・作曲を手掛けた
新曲「週末レイジー」が、7月17日に配信リリースされる
ことが発表(※6月24日0時からTikTokでショートバージョンが公開中)
された。会場から大きな歓声が上がるなか「週末レイジー」
を初パフォーマンス。頭を空っぽにして楽しめるグルーヴィーな
ナンバーで、初披露ながらもオーディエンスも大いに盛り上がった。
その勢いのままラストは「Have a nice day!!!」を届け、
東京公演は大団円を迎えた。

約2時間、OverToneと出会った人たちとの絆が伝わってきた
ステージであった。4月からスタートしたツアーも残すは
7月13日、14日の大阪・難波Yogibo HOLY MOUNTAINの2公演。
NOWAR The 匠が、「このツアーで成長させてもらって、
みんなのバイブスも右肩上がりで、(ツアー)ファイナル
もっとやばいことになります!」と告げたように、
さらにレベルアップした4人のパフォーマンスに期待が高まる。

 

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