今年メジャーデビュー25周年を迎えたm-floが、8月17日(土)、千葉・幕張メッセで開催されたSUMMER SONIC TOKYOに出演した。
この日はm-flo(♡)としてMOUNTAIN STAGEに登場。lovesアーティストとして、eill、TAIL(向井太一)、YOSHIKA、Maya、Minami(CREAM)がコラボ出演しスペシャルなライブを展開。4年ぶりの新曲「HyperNova」など全14曲を披露した。
m-flo<SUMMER SONIC 2024>©SUMMER SONIC All Rights Reserved 画像 2/3
メッセエリア最大の大きさを誇るマウンテン・ステージ には、緊急出演にも関わらず、満員に近いオーディエンスが詰めかけた。
☆Taku Takahashi、VERBALが登場すると、お待ちかねのライブは「gET oN!」からスタート。久しぶりの夏フェス出演ということだったが、持ち前のパフォーマンス力で会場のボルテージを一気に上げてゆく。
2曲目「Perfect Place」では最初の「loves」アーティストとしてMinami(CREAM)が登場。続く「All I Want Is You」でも繊細かつしなやかなボーカルを披露。VERBALとの息の合ったステージパフォーマンスが光った。
MCでは「25周年を迎えました。今年はとてもスペシャルな年で、いいこと続き。「サマソニ、出たいね」って言ってたら、なんと出ることができた(笑)。急遽だったにも関わらず、仲間たちに声をかけたら飛び入りしてくれるっていうミラクルも起きました」(VERBAL)と、出演決定が直前だったにも関わらず、参加してくれたアーティストと集まったオーディエンスに感謝を伝えていた。
m-flo<SUMMER SONIC 2024>©SUMMER SONIC All Rights Reserved 画像 3/3
コロナ禍で一度も披露できなかったという「tell me tell me」では若手R&BシンガーeillとTAIL(向井太一)が登場し、初のライブパフォーマンスが実現。
TAILとeillによるメロウかつキュートなマイクリレー、VERBALの韓国語を交えたユニークなラップでフロアはハッピーなダンスフロアと化していた。
約4年ぶりに発表された新曲「HyperNova」では、米国在住の高校生シンガー、Mayaが登場。彼女がSNSで発信していた「Just the two of us」の弾き語りがきっかけとなり、その声に心奪われた2人のラブコールで完成したコラボレーションだ。7月末に渋谷で行われたお披露目ライブに続いて、本日が2度目のパフォーマンスいうことだが、存在感抜群のボーカルと堂々たるステージングに、オーディエンスもテンション高くレスポンス。m-flo初のジャージークラブのサウンドで、会場は心地よく揺れる。
イントロで歓声が上がった「Lotta Love」や「come again」、そしてm-flo初期の代表曲でもある「been so long」などのヒット曲も惜しみなく披露されたこの日のステージ。ラストチューンは この日のためにボブマーリーのTシャツをセレクトしたというYOSHIKAが「一緒に歌おう!」と爽やかに登場!珠玉のバラード「let go」を夏らしいReggae Disco Rockers Remixバージョンで披露し、オーディエンスを巻き込みながらしっかりと歌い上げた。
エンディングでは、このステージを盛り上げた 「loves」アーティストたちが笑顔で再登場。オーディエンスと最高の「ひと夏の思い出」を作り上げ、m-floステージの幕は閉じた。
今年は約5年ぶりにライブパフォーマンスを再開し、4年ぶりの新曲がリリースされるなど嬉しいトピックが続いているm-flo。デビュー25周年のアニバーサリーイヤーということで、今後の動きにも注目だ。
【メンバーコメント】
・VERBAL
奇跡のサマーソニックでした!
来年はサマソニ出たいよね、と話をしていたら、本当にミラクルな形で出演が決まり、短期間で素敵なアーティストの皆さんに集まってもらって、僕たちらしいライブをすることができました。本当に感謝しかないです!
・☆Taku Takahashi
僕たちの出演が決まった時点では既にチケットが完売だったので、どのくらいの人が集まってくれるかな・・・と思っていたのですが、ステージに上がってみると本当に沢山のオーディエンスの皆さんが集まってくれて、いいライブができたので、また来年につなげていければいいなと思っています!