熱狂的な支持を集める日本のロックグループX JAPANのリーダーYOSHIKIは、 アメリカ合衆国とその海外領土のハリケーン被災者に一刻も早い支援を届けるため、 グラミー賞を主催することで知られるレコーディング・アカデミーのチャリティ財団MusiCares(C)を通じて、 日本円にして約11,270,000円(100,000ドル)を寄付した。
現地時間10月9日夜、 YOSHIKIはニューヨークにて、 米・保健社会福祉省でシニアディレクターを務める臨床ソーシャルワーカーのジェニファー・レフに小切手を手渡した。 この寄付金はYoshiki Foundation America 501(c)(3)[米・正式非営利団体]を通じて、 直ちにMusiCares(C)が現在行っているハリケーン救援活動に充てられる。
YOSHIKI はこの度の寄付に関して、 セレモニーの会場で“I'm from Japan but I live in America. In 2011 when Japan got hit by the Tsunami Earthquake, America Supported Japan. Thank you so much for that. I'd like to keep supporting America as much as I can. My heart goes out to all those who are affected. (訳: 僕は日本出身ですが、 今は米国に住んでいます。 2011年の東日本大震災で日本がかつてないほどの被害に遭った時米国の皆さんは暖かい支援の手を差し伸べてくれました。 とても感謝しています。 今後、 アメリカもできる限りサポートして行きたいです。 今回被害に遭われた皆様の1日でも早い回復を祈っています。 )”とコメントした。
ニューヨークのブライアント・パーク・ホテルでは、 今年世界中の映画祭で話題となり日本でもドキュメンタリー映画としては異例の興行実績を叩き出した X JAPANのドキュメンタリー映画 WE ARE Xが特別上映され、 その後YOSHIKIが登場しQ&A(質疑応答)の後、 寄付金の贈呈式が行われた。
絶賛を博するドキュメンタリー映画監督スティーブン・キジャックが指揮を執り、 シュガーマン 奇跡に愛された男でオスカー(C)賞を受賞した制作チームにより生み出されたWE ARE Xは、 深い苦悩に満ちつつも、 止まることを知らない巨匠の姿と、 世界中で最も熱烈なファン達を虜にしてきた音楽を、 驚くほど密接に描写したものである。 サンダンス映画祭、 サウス・バイ・サウスウエスト、 BFIロンドン映画祭で公式に選出され、 複数の賞を獲得してきたほか、 NEW YORK TIMES、 LOS ANGELES TIMES、 PITCHFORK、 BUZZFEED、 USA TODAY、 米YAHOO、 LA WEEKLY、 MTV UK、 Classic Rock Magazineなど他にも多く、 批評家から賞賛を受けてきた。
YOSHIKI 画像 2/2
YOSHIKIは欧州での劇場公開のプロモーションのため、 下記日程でヨーロッパ各地を廻り、 劇場にて質疑応答を行う予定。
10月12日(木) ドイツ・ベルリン
10月13日(金) イタリア・ローマ
10月14日(土) イタリア・フィレンツェ
10月15日(日) オーストリア・ウイーン
10月16日(月) オランダ・アムステルダム
10月17日(火) ノルウェー・オスロ
10月18日(水) フィンランド・ヘルシンキ
10月19日(木) スウェーデン・ストックホルム
10月20日(金) イギリス・ロンドン
10月21日(土) アイスランド・レイキャヴィク
10月24日(火) フランス・パリ
パッション・ピクチャーズとX JAPANは、 各方面から絶賛を浴びたこの映画が2017年10月に ヨーロッパ各地で劇場公開されることを発表。 UKのロックチャートで1位を獲得した本作のサウンドトラックには、 X JAPANカタログから厳選された曲とともに、 新たにリリースされたテーマソング"La Venus"が含まれる。
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YOSHIKIは現在スタジオで、 2018年に全世界でリリース予定の、 X JAPANにとって実に21年ぶりとなるアルバムの最終仕上げを行なっている。