11月9、10日(土・日)、幕張メッセで開催されている「氣志團万博2024 シン・キシダンバンパク supported by ALL FREE」の2日目、
YASSAI STAGEにゴールデンボンバーが出演した。
この記事では、ゴールデンボンバーのライブレポートをお届けする。
序盤のYASSAI STAGEを大いに盛り上げたのは、氣志團万博の常連であるゴールデンボンバー。期待が高まる中で突如として流れ出したのは、なんと全裸のオープニング映像だ。なんとも不適切極まりない金爆らしいおバカっぷりが、オーディエンスのテンションを一気に爆上げしていく。
ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 2/10 ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 3/10
そんな衝撃的VTRとともに鬼龍院翔(Vo-karu)、喜矢武豊(Gita-)、歌広場淳(Be-su)、樽美酒研二(Doramu)がステージに飛び出し、一曲目の「Hey Yo!」を披露。力強くタオルをブンブン振り回し、機材のないさっぱりとしたステージをあっちへこっちへ飛び回る。
続く「Dance My Generation」では、鬼龍院翔がステージの端から端まで走って走って大移動。サビの「Dance My Generation〜 」ではお決まりの振り付けで上下に振りかざした……と思ったところで映像にパッと映し出されたのは喜矢武豊のギターに書かれた「ねむくない?」の文字。この後の演出につながるのか、謎を残したまま鬼龍院翔のMCが始まった。
ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 4/10 ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 5/10
「楽しんでますかー!?」ゴールデンボンバーの前にYASSAI STAGEでライブをしていた君島大空の後に出ていいのか?と鬼龍院翔が自分自身にツッコミを入れながらも、メンバーの自己紹介がスタート。
「舞浜も近いしね!」と、さっそくディズニーランドネタで切り込んできたのは喜矢武豊。トイ・ストーリーに登場するリトルグリーンまんにハマっていると語った。
歌広場淳は、早い時間でまだ体が起きていない、ということで体を起こしていきましょうとオーディエンスに提案。テンションはアガる方がいいから!ということで、推しの名前で絶叫することに。楽しければオールオッケーというスタンスは、実にゴールデンボンバーらしいといえるだろう。
そして肉離れで松葉杖を出にする樽美酒研二は、なぜかウンコイラストが描かれたTシャツで仁王立ち。「ディズニーランドといえば隠れミッキーが好き。幸せな気持ちになる!」と、どうやら隠れミッキーにこだわりがある様子。いろいろなところに隠れミッキーがいる……ということで「皆さんのすぐそばにあるかもしれませんよ!?隠れミッキー。」とバッチリ喜矢武豊のディズニーネタに被せてきた。「しっかり暴れて肉離れしようぜー!」とケガをネタにするのもまたゴールデンボンバーらしさを感じさせてくれる。
ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 6/10
メンバーの自己紹介やトークの内容がステージネタとリンクしていることで知られているゴールデンボンバー。「PAさん、次の曲を再生してください!」という鬼龍院の合図とともに「抱きしめてシュヴァルツ」が流れ始めた。
ここからは案の定、ネタの伏線回収。リトルグリーンまんを一心不乱に食べまくる喜矢武豊、「研二、どこ行った!?」と叫ぶ鬼龍院翔の声につられてドラムの方に目を向けると、そこにはウワサの隠れミッキーが出現。手書きで描かれたお尻ミッキー(?)をプリっと見せた樽美酒研二のTバック姿があった。
その横では、リトルグリーンまんを食べ過ぎておなかパンパンの喜矢武豊。破裂寸前……!?と思ったところで本当にお腹が破裂。「食べ過ぎはもうコリゴリだ♪」とディズニー風のノリと笑顔でキメる喜矢武豊に場内は笑いの大合唱が沸き起こった。
一方、隠れミッキーを出し続けているお尻丸出しの樽美酒研二も負けてはいない。ミッキーの声マネをするなど、さらなる笑いの渦を巻き起こした。「コンプライアンスが厳しい世の中ですよ!」と言い放つ喜矢武豊の言葉通り、リアルなライブで見るからこそ、ここまでの不適切ができるのかもしれない。
ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 7/10 ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 8/10
そんなカオス状態の中でステージを仕切り直したのが、なんやかんやのまとめ役・鬼龍院翔。「あのー、振り付けありますので。よかったら肉離れしてない方、参加してください。」とよく分からない前置きをしながらPAに曲出しの指示。「また君に番号を聞けなかった」では手拍子のリズムにのせて、メンバーが踊って走ってステージを盛り上げた。途中、歌広場淳が松葉杖の樽美酒研二と一緒にステージを移動するところでは、片足の樽美酒研二と同じように踊るという場面も。メンバーの仲の良さが垣間見れる一瞬の出来事に、オーディエンスもほっこりとした気持ちになっただろう。
一方で鬼龍院翔と喜矢武豊は、「イイね 」を歌いながら画面に表示された「コンプラクリア」というテロップとともに大量のビールを一気飲み。「イイね 」のサビ部分「イイねイイね〜楽しいね!」を根性のグーサインできっちりアピールをした。
後半戦は、アゲアゲモード全開で歌う「かまってちょうだい///」。「下手下手〜上手上手〜センター!」からの「パン・パパン・ハイ!」ではオーディエンスも手拍子で盛り上げた。そしてラストを盛り上げるのは、やはりこの曲「女々しくて」。鬼龍院翔の熱い歌声とともに、オーディエンスも大ジャンプではしゃぎ尽くした。
ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 9/10
ゴールデンボンバー<氣志團万博2024>(撮影:釘野孝宏) 画像 10/10
氣志團万博2024 シン・キシダンバンパク supported by ALL FREE
ゴールデンボンバー セットリスト:
M.1 Hey Yo!
M.2 Dance My Generation
M.3 抱きしめてシュヴァルツ
M.4 また君に番号を聞けなかった
M.5 イイね
M.6 かまってちょうだい///
M.7 女々しくて