今年で4回目の開催となった「めざましテレビ PRESENTS T-SPOOK 〜TOKYO HALLOWEEN PARTY〜」。午前中は仮装パレードを行い、午後は音楽ライブが行われた。音楽ライブ1日目のトップバッターは、今年で3回目の出演となった超特急だ。
超特急 ©T-SPOOK 画像 3/12
超特急といえば、毎年凝った仮装が見どころのひとつとなっている。今年はなんと、ドラゴンボールの仮装で揃えて登場した。1号車・コーイチはサタン、2号車・カイはベジータ、3号車・リョウガはフリーザ、4号車・タクヤはピッコロ 、5号車・ユーキは魔人ブウ、7号車・タカシはチャオズ。そして、6号車・ユースケは悟空の仮装で「ワクワクすっぞ!」と、ステージへの意気込みも兼ねてコメントした。
1曲目は、『Superstar』。メンバーの名前を呼ぶパートがある楽曲で、超特急の7人と”8号車”(ファンの名称)からのコールによって成り立っている。冷たい雨がぱらつくお台場の空に向かいコール&レスポンスを繰り返したことで、会場の熱が一気に上がった。3号車・リョウガは、「初めてですよ。私たちをここまでびちょびちょにしたお天気は!」と、フリーザの声色に似せてコメント。ハロウィンの仮装の面白さとキレと迫力のある7人のダンスに、ギャップ萌えした人続出だろう。
超特急 ©T-SPOOK 画像 5/12
2曲目は『超えてアバンチュール』。思わず一緒に踊りたくなる軽快な楽曲によって会場は盛り上がり、超特急のメンバーと会場の合いの手のタイミングは、序盤からばっちりだ。通常の歌詞ではメンバーのセリフになっているパートを、今回の仮装に合わせてドラゴンボールのキャラクターのセリフに変えてパフォーマンスした。
2号車・カイの「8号車のみなさん、雨なんか関係ないということで!騒ぐ準備できてますか!」と会場を煽り、観客は手を高く上げてメンバーにアピールした。
超特急 ©T-SPOOK 画像 7/12
ここからは「セクシーで格好良い曲とハロウィンにぴったりな曲」とメンバー自ら紹介する2曲を続けて踊って歌った。
まずは、「格好良い人たちだと思って観てください」と前置きした『We Can Do It! 』。強めのビートが印象的だ。続く『Bloody Night』は、怪しげな音階のイントロが流れフォーメーションを組んだ途端、ファンから「キャー♡」と歓声が上がった。人気曲であることをうかがわせるこの楽曲は、超特急の特徴である“フロントメインダンサー&バックボーカル”の形がはっきりと見てとれた。ステージの前方で5人はキレのあるダンスを、後方で1号車・コーイチと7号車・タカシは背中合わせで伸びやかに歌いあげた。
「雨、すごいね〜。雨を吹き飛ばせるのが超特急だと思います!8号車のみんなで最高のライブ作っていこうぜ!」と、5号車・ユーキからのコメントでライブのアクセルを踏みなおした。『浮つきWAVES』では、メンバーが横に一列に並び、タオルを棒状にして持ち、端のメンバーからウェーブを作り出す振り付けがあり、曲タイトルと歌詞とのリンクが視覚的にも楽しい一曲となった。悟空に扮した6号車・ユースケは上半身の悟空の衣装を”バリッ”と破き脱ぐパフォーマンスで会場を沸かせた。
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ラストの曲は『Burn!』でアゲアゲノリノリ!メンバーの勢いはステージ上では収まらず、会場へと繰り出した。最後に、今回のステージを2号車・カイは「最高だ〜」とベジータの声色で振り返り、3号車・リョウガは「来年(のT-SPOOK)に向けてたくさんの修行をしたいと思いますよ」とフリーザのモノマネを交えて目標を掲げた。
(取材/文:村松美紀)
「めざましテレビ PRESENTS T-SPOOK 〜TOKYO HALLOWEEN PARTY〜」
超特急
M1:Superstar
M2:超えてアバンチュール
M3:We Can Do It!
M4:Bloody Night
M5:浮つきWAVES
M6:Burn!