<第75回NHK紅白歌合戦> 12月28日、「第75回NHK紅白歌合戦」(12月31日(日)19時20分~23時45分、NHK総合ほか)のリハーサルに、乃木坂46が登場した。
今年で10年連続10回目の紅白出場となる乃木坂46が歌う楽曲は、2021年の紅白歌合戦でも披露した「きっかけ」。リハーサルでは、白を基調とした衣装を身に纏った乃木坂メンバーが客席から登場し、歌い出しからサビまでを披露した。
会見では、与田祐希(よだゆうき)、賀喜遥香(かきはるか)、梅澤美波(うめざわみなみ)、久保史緒里(くぼしおり)、井上和(いのうえなぎ)、遠藤さくら(えんどうさくら)、池田瑛紗(いけだてれさ)の7名が登壇。質疑応答で今回の紅白出場についての意気込みを聞かれると、まずは梅澤美波が代表して「10という数字を見て、すごく重みを感じるというか、私たちはずっと紅白歌合戦という特別なステージを目指して1年を活動してきたので、ここに立たせていただける有り難みと、感謝を10回目のステージでお伝えできたらなと思います。」とコメントした。
続いて、10年連続10回目の紅白出場で慣れましたか?という質問には、久保史緒里が「今日もリハーサルをしましたが、慣れることもなく、この緊張感が独特だなと思っています。10年10回目でメンバーも変わり、オリジナルメンバーがいない楽曲を披露させていただくという緊張感もあり……、どんどん上乗せしている感じがします。」と慣れない気持ちを語ってくれた。
紅白では2回目の歌唱となる「きっかけ」について、前回との違いについて問われると、「前回とは違うステージで、お客さんをより近くでこの楽曲を届けられるんじゃないかなと思っています。今のメンバーでこの楽曲を届けることに意味があると信じてパフォーマンスができればいいなと思います。」と遠藤さくらが意気込みを伝えた。
また、今年の特別企画で予定されている「ディズニーファンタジーメドレー」では、乃木坂46が「ディズニーのレット・イット・ゴー〜ありのままで〜」を披露することが決まっている。この歌唱について問われると、井上和が回答「本当に乃木坂46のメンバーはディズニーが大好き。ディズニーシーで撮影したのですが、すごく楽しんで撮影ができました。楽曲へのリスペクトだったり、大好き!という愛の気持ちを込めてパフォーマンスしましたので、そんなところも注目してもらえたらと思います。」とコメントした。
会見の後半では、今年一年を振り返っての感想を聞かれると、「ライブが多かった年だなと感じていて、ファンの方々とのコミュニケーションが取れる場が多かったなと。今年12月に大感謝祭というイベントでファンの皆さんに直接感謝を伝える場があったりして。本当に支えてくれるファンの温かさというか、乃木坂大好き!ありがとう!という気持ちを受け取った年だったと思うので、それを紅白歌合戦で伝えられたらなって思います。」と賀喜遥香が感想を述べた。
また、紅白歌合戦で楽しみにしていることについては、池田瑛紗が「紅白のオープニングが楽しみ」と即答。楽屋で放送を見ながら出演に向けての準備をしている中で「頑張るぞという気持ちを頂いています。」と笑顔で答えた。
今年1文字を漢字1文字で表す最後の質問については、梅澤美波が代表して「感謝の感がぴったり」とコメント。「今年は攻めの姿勢を忘れずに一歩一歩歩んできた1年。5年ぶりのドームツアーや久しぶりの海外単独ライブなどいろんな挑戦をさせていただきました。その中で変わらずに応援してくださるファンの皆様、私たちに期待してくださる方々がいて、このステージに立てていると思うので。お世話になっている皆さんに感謝という意味を込めてですね。そして今年は、メンバーの感情がすごく溢れ出た1年。大舞台を乗り越えていくうちに感情が溢れ出して……。その場で感じた感情を大切にしてきた1年でした。紅白が締めくくりとなるので、見てくださる皆さんに大きな感動を届けたいという願いと意気込みを込めて、全てを丸め込んで“感”にしました。」と選んだ背景について語るとともに感謝の気持ちを伝えた。