2011年より毎年開催されているテレビ朝日主催の音楽フェス「テレ朝ドリームフェスティバル(通称:ドリフェス)」が今秋も開催。2日目となった28日(土)は、Jロックの面子が肩を並べた。そんな中、ヘッドライナーとして登場したのがLUNA SEA。
アンコールを含め全11曲をワンマンライブさながらの勢いで披露し、ファンならずとも身を乗り出さずにはいられない奇跡のセットリストで、その実力を魅せつけた。
LUNA SEA(©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 撮影:山内洋枝 / 田辺佳子) 画像 2/6
LUNA SEA(©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 撮影:山内洋枝 / 田辺佳子) 画像 3/6
メンバーが登場する前から、すでに会場には、待ちきれないオーディエンスの手拍子が響いている。オープニングSE『ピアノソナタ』が流れると、叫びにも似た歓声が上がり、あっという間に会場中が総立ちに。RYUICHI(Vo)がステージ中央で両手を拡げると、1曲目『Anthem of Light』がスタート。オープニング早々から、INORAN(Gu)がステージ中央の花道に飛び出し、SUGIZO(Gu)もステージ最端まで駆け抜ける。
「(LUNA SEAのステージが)初めての人もいると思うけど、このフェスのトリなんで盛り上げたいと思います!」RYUICHIのMCに続いては初期の名曲『Dejavu』『JESUS』と続く。さらに、J(Ba)がステージ中央でイントロを奏でて始まった『FACE TO FACE』。燃え上がる炎の演出とともに、今までほぼライブで演奏されることのなかったこの曲には、ファンからは歓喜のどよめきが起きた。
LUNA SEA(©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 撮影:山内洋枝 / 田辺佳子) 画像 4/6
LUNA SEA(©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 撮影:山内洋枝 / 田辺佳子) 画像 5/6
その後も『I for You』『STORM』など、人気の曲が惜しげもなく披露され、会場はまるでLUNA SEAのワンマンかのような一体感に包まれる。そしてステージはあっという間にクライマックスへ。「アリーナ!お前たちの本気を見せてくれるか?お前らみんなでかかってこい!」RYUICHIの叫びとともに『WISH』が流れると、アリーナにはバズーカが放たれエンディングに華を添えた。
駆け抜けるように展開した彼らのステージの迫力に、オーディエンスの熱はまだまだ収まらない。鳴り止まない歓声と拍手が会場を包み込むと、再びメンバーが登場しアンコールに応える。代表曲である『ROSIER』をオーディエンスと一体となって歌い上げると、ようやくその熱気も静まりステージはようやく幕を閉じた。
LUNA SEAは12月20日にニューアルバムをリリース予定。このアルバムを掲げ、12月23日・24日には再びこのさいたまスーパーアリーナで2DAYSワンマンを繰り広げることとなっている。本イベントで、怒涛のセットリストを見事披露した彼らだが、同じこのステージで再び新たな伝説が生まれることになりそうだ。
(取材/文:バッキー☆大坂)
LUNA SEA(©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 撮影:山内洋枝 / 田辺佳子) 画像 6/6
【セットリスト】
01.Anthem of Light
02.TONIGHT
03.Dejavu
04.JESUS
05.FACE TO FACE
06.I for You
07.STORM
08.DESIRE
09.TIME IS DEAD
10.WISH
EN.ROSIER
『テレビ朝日ドリームフェスティバル2017』
テレ朝チャンネルにて2018年1月一挙6時間で放送予定!!
【テレ朝チャンネル1】
※スカパー!(ch.298)、プレミアムサービス(ch.611)、ひかりTV(Ch.556)、auひかりテレビサービス(Ch755)、J:COM(Ch.755)またはケーブルテレビでご覧いただけます。
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