2017.11.02 公開
この日のライブ会場はハロウィンになぞって仮装したお客さんで埋め尽くされた。開演時間になると、怪しげなSEと共に本日の首謀者TERUの声が会場に鳴り響く。会場がざわつき出すと、トップバッターはGREMLINSが登場。メンバーは赤の衣装に身を包み、各々ハロウィンメイクを施してライブがスタートした。持ち前のヘビーなサウンドとポップなメロディで会場を盛り上げていき、MCでフロントマンのHitsが「本日のイベンタマスターを呼びたいと思います!TERUさん!」と声を上げると、赤の衣装に身を包み、ハロウィンメイクを施したTERUが登場。会場は割れんばかりの歓声に包まれ、TERUが「もっと遊ぼうぜ!」と叫ベば、そのままGREMLINS楽曲『the Carnival』、『Fellow Traveler』をスペシャルコラボで披露した。
続いては名古屋が生んだラウドロックバンド・SPYAIR。こちらもメンバーそれぞれがハロウィンメイクを施してステージに登場した。今回はDJ Mass MAD Izm*がSPYAIRの楽曲、トップバッターとして出演したGREMLINSの楽曲をハロウィンアレンジに仕上げており、いつもとは違ったサウンドを繰り広げた。
MCではVoのIKEが「こっちは中学の時からずっと聴いてんだよ!」と叫べば、ステージには全身白のスーツに身を包んだTAKUROが登場。
IKEは「同じステージに立っている。泣いてもいいですか?」と感動をステージから伝え、そのままSPYAIRの大ヒット曲『サムライハート(Some Like It Hot!!)』をはじめ2曲をスペシャルコラボで披露した。
会場の熱がぐんぐん上がる中、今度は主催者であるTERUがステージに登場。TERUは「今から一緒にやる曲は、まだ僕が彼らの事を知らない頃、たまたまSPYAIRのフリーライブを通りかかって聴いた曲です。なんて格好いい曲なんだろうと感じて、いつか一緒にやりたいと思っていました。」と語り、『現状ディストラクション』をスペシャルコラボで披露した。
会場の熱気が急上昇する中、ステージにはGREMLINSも合流して一夜限りのスペシャルコラボライブへと突入。
そしてDJタイムを挟んで後半戦登場したのはHISASHI(GLAY)、綾小路 翔(氣志團)率いる恵比寿最速(仮)。もちろんバンドメンバー全員ハロウィンメイクを施しており、綾小路翔はトレードマークのリーゼントはそのままだが、サングラスはかけず特殊メイクでライブを繰り広げた。骨太なパンクロックを次々と投下していき、HISASHIもGLAYとは一味違ったギタープレイを披露。
さらにライブでは所々MCを挟み、綾小路 翔のトークで会場は爆笑の渦に包まれた。途中全員で乾杯とステージから呼びかけ、なぜか「グロリアス!」の掛け声で乾杯する一面も。
最後はDJタイムがスタートし、DJ Mass MAD Izm*が本日登場したバンドの楽曲を巧みにプレイ。SPYAIRの新曲『スクランブル』が流れると、前半戦に出ていたSPYAIRのメンバーが次々に登場し、そこからはTERU、TAKURO、GREMLINSと前半戦に登場したメンバーが再集結。さらに本日誕生日を迎えた盟友TOKI(C4)がステージに登場し、イベントのラストスパートに突入し、GLAYのヒット曲『彼女の“Modern…”』をスペシャルコラボで披露した。いつもはHIASASHIが弾くパートをTAKUROがプレイしたり、TOKI、GREMLINSやSPYAIRのメンバーが歌唱したりと一夜限りの貴重な瞬間であった。
その後もGLAYの楽曲を次々と披露し、ステージには先ほど会場を熱気と爆笑の渦に包んだ恵比寿最速(仮)も合流。氣志團の代表ナンバー『One Night Carnival』を全員で大合唱する。綾小路翔のダンスに合わせてTERU、TOKI、そしてGREMLINSやSPYAIRも踊りだしたりとお祭り騒ぎなステージを魅せてくれた。
そしてラストナンバーはGLAYのツアーアンセム『HIGHCOMMUNICATION』。会場全員で拳を突き上げながら熱唱し、HISASHIもTAKUROと共にアグレッシブなギタープレイを披露した。長時間に及びTERU主催のハロウィンパーティーは、今日一番の熱気に包まれながら幕を下ろした。
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