帝人フロンティア株式会社と株式会社LDH JAPANは、資源の有効活用や循環型リサイクルの実現を目指し、LDHが展開する事業の中で、使用済みポリエステル繊維製品から再びポリエステル繊維製品へ循環させる取組みや、環境教育、啓発活動などを協力して行う「繊維to繊維プロジェクト」を開始すると発表した。このLDH JAPANと帝人フロンティアの取組みは、今年始動したEXILEの新プロジェクト「PROJECT EXILE」の第6弾となる。

(1)2010年からスタートした、LDHが主催する小学校4年生から6年生を対象としたフットサル大会「EXILE CUP」において、リサイクルポリエステル繊維を使用した記念品の提供や使用済み衣料品のテスト回収を実施し、参加する子供たちに向けて循環型リサイクルの必要性などの理解浸透を進めます。
(2)本年3月から全国8公演実施の「EXILE LIVE TOUR 2025 WHAT IS EXILE」の会場で使用済みポリエステル繊維衣料品の回収ブースを設置し、分別回収するとともに、「繊維to繊維」の仕組みや技術を紹介します。
(3)さらに、LDHが展開する事業において、使用済みポリエステル繊維製品の回収やリサイクルに関する啓発活動を実施するとともに、今後はメンバーやファンとの絆で回収されたポリエステル繊維製品を帝人フロンティアが再びポリエステル繊維へリサイクルし、そのリサイクル繊維を使用したツアーTシャツやグッズなどに生まれ変わらせて、ファンの方々へ届けることも計画しています。

【橘ケンチ コメント】
LDH JAPANでは2010年から本格的に社会貢献活動をスタート、「Dreams for Children」という社会貢献のテーマを掲げて、子どもたちが夢を持ち、夢に挑戦し、夢を叶えることについてエンタテインメントを通じて応援してきました。近年ではLDH JAPAN社内にSocial Innovationというチームを立ち上げ、社会の課題解決を目的としたよりサステナブルな地域共生及び社会貢献に取り組んでいます。
今回、「繊維to繊維」というスローガンの元、衣類リサイクルの先端を走る帝人フロンティアさんと新しいプロジェクトをスタートさせることになりました。音楽エンタテインメント事業だけでなくアパレル事業も展開する私たちにとって、ファッション産業が抱える課題に真正面から取り組んでいる帝人フロンティアさんは学びの対象でもあります。
私たちはエンタテインメントの可能性広げるべく、PROJECT EXILE第6弾の取り組みとして、『EXILE LIVE TOUR 2025 WHAT IS EXILE』や『EXILE CUP』を通じて繊維資源の循環について発信及び啓発を行いながら、私たちらしいやり方で社会課題の解決に貢献できるように、社会貢献への関心をファンの皆さまにも持ってもらい、一緒に本プロジェクトを発展させていきたいと考えています。
