『Sonar Pocket JAPAN TOUR 2017〜Reload〜 』ファイナル公演を5年振りとなる東京・日本武道館にて11月10日(金)、11日(土)の2日間に渡り行った。会場の周囲は開演前から、その瞬間を待ち望む、各地から集ったファンが取り囲んだ。
Sonar Pocket(Photo by 平野タカシ) 画像 2/4
満員に埋め尽くされた日本武道館には、彼等の登場を待つファンで熱気が充満し、高まる期待と共にオープニング映像が流れ出すと、大歓声の中、遂にメンバーが登場した。
オープニングを飾るのは今月29日に発売される27thシングル「涙雪」のカップリングで、今ツアーのためにメンバーが書き下ろした楽曲「Reload」。近代的なメロディーから、脈うつBPMが印象的な楽曲で勢いを増していく会場を、さらに煽るようにヴォーカルのeyeronが「日本武道館!」と盛り上げれば、ファンも負けじと声援を送る。
会場のヴォルテージをあげ続け、Sonar Pocketの代名詞とも言えるヒットソング、「好きだよ。〜100回の後悔〜」などを披露し、ヴォーカルのko-daiが「最高の笑顔をありがとう」と感謝の言葉を漏らすと、会場の空気は一変し切なさと愛に包まれる。
Sonar Pocket(Photo by 平野タカシ) 画像 3/4
デビューから9周年を迎え、5年前の武道館公演には見ることの出来なかった、大人の表情を覗かせるSonar Pocketが提示する愛の形は最新曲「涙雪」に詰め込まれた。
この楽曲は、MUSIC VIDEOの原案をko-daiが担当、初の演技にも挑戦したものとなっており公開から話題を呼んだ。ジャケットはeyeronのプロデュースとSonar Pocketの個性が詰まった作品となっている。ステージ上にプロジェクションマッピングで、この楽曲のストーリーである、別れの道を選ばなければいけなかった男女二人のすれ違っていく様が表現された。
Sonar Pocket(Photo by 平野タカシ) 画像 4/4
アンコールに入ると、照明が落とされた会場に2018年公開となる映画「honey」の特報が流れ、主題歌をSonar Pocketが担当する事が、集まった満員のファンにメンバーから伝えられた。 大歓声が巻き起こるそんな中、集まったファンに向けたもう一つのサプライズとして主題歌「108〜永遠〜」(読み:トワ)を、何と初歌唱した。
映画『honey』は、シリーズ累計200万部超えの大人気同名コミックス(「honey」目黒あむ著/別冊マーガレットコミックス刊)待望の実写映画化。映画初主演を務める平野紫耀(Mr.KING/ジャニーズJr.)とヒロイン・平祐奈で贈る、史上最高に甘い初恋を描いた鬼キュン♡ラブストーリー。
さらにはeyeronから「また、みんなに会いに行くよ!」と10周年の全国ツアーの開催も伝えられ、日本武道館は歓喜に包まれた。 「どこよりも泣ける場所がある」とサブタイトルを設けた今ツアーのラストを飾るのは「一生一瞬」。
メンバーそれぞれに込められたこの一年の集大成にふさわしい究極のラブソングが会場に響き渡ると、ファンそしてメンバーから涙が溢れ出た。「10周年もSonar Pocketと居て下さい。」ko-daiの一言でツアーは幕を閉じた。
なお、この日本武道館公演は来年2月にDVD化される予定。