2017年12月10日(日)クラブチッタ川崎にて、hide Birthday Party 2017が開催された。ここでは、昨年デビュー20周年を迎えたhide盟友とも言えるZEPPET STOREのレポートをお届けする。
2005年に解散するも、2011年の東日本大震災をきっかけに再結成し、現在も活躍中の彼ら。この日のライブでは、ギタリストのひとり、赤羽根謙二が怪我により、木村、五味、中村、YA/NAの4人編成での出演となった。
(C)HEADWAX ORGANIZATION CO.,LTD./photo by nonfix creative(HIROYUKI UENO/HITOMI KATADA) 画像 2/6
1曲目は初期の名曲『BLUE』からスタート。立て続けに同じく初期の代表曲『TO BE FREE』のイントロが流れると会場からは歓声が沸き上がった。しかし、このオープニングで思わぬハプニングが。
ボーカル木村のギターからうまく音が出ず、ライブを一旦中止してアンプとギターを調整すること数分。「どうやらオレの愛すべきギターが終わったようです」。まさかの事実とともに、すでに出番を終えたSPEED OF LIGHTSのボーカルCUTTのギターを借りることに。
木村はこのトラブルを「hideさんのいたずら」として、和やかに臨時のMCを展開。20年前の幕張イベントでも直前でトラブルがあったこと、アンプが燃えて煙が出た話、さらに木村がhideから直接ラジオ番組を引き継いだエピソードなどが繰り広げられた。
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そして、いよいよ木村が借りたピンクのギターを手にライブは再開。何事もなかったかのように『SUPERSTITION』で大いに会場を沸かせ「とてもいいギターです!ありがとー」とむしろゴキゲンな表情を見せて会場を和ませた。
クライマックスは20年前の名アルバム『716』からの曲『FLAKE』『BELLE』『NANCY』を立て続けに披露して、駆け抜けるようにベテランならではのサウンドを展開。「いい意味でも悪い意味でも?とても印象に残ったでしょ」と、珍しくおどける木村の姿が印象に残ったステージだった。
(取材/文:バッキー☆大坂)
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hide Birthday Party 2017
ZEPPET STOREセットリスト:
M1.BLUE
M2.TO BE FREE
M3.SUPERSTITION
M4.FLAKE
M5.BELLE
M6.NANCY