12月29日、『第68回NHK紅白歌合戦』のリハーサルが行われ、三浦大知が登場した。今回初出場となり『三浦大知 紅白スペシャル』を歌唱する。
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初の紅白初出場を決めた三浦大知。音合わせでは上下黒のカジュアルなルックで登場し、ダンサーやスタッフと振り付けや立ち位置を身振り手振りで確認しながらカメラワークまで自分でチェックしていく。
気になるリハーサルは、バックミュージック無し完全無音から始まる歌とダンス。細かいステップやアクロバティックなパフォーマンスで圧巻のステージを演出してくれた。完璧を目指したいという情熱と最後の最後まで仲間とともに場当たりを進めていく姿には日本を代表するハイスペックシンガーの堂々とした姿が印象的だった。
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囲み取材ではガッツポーズを取りながら「はい!」とカメラマンに向けて笑顔を送っていた三浦大知。初出場となる紅白について記者から問われると、「楽しみです!いよいよなんだなって。ダンサーの皆もいつになく緊張していました」とコメント。
場当たりでの対応について質問が飛ぶと「僕が作ったものをブラッシュアップしながら皆で相談していつもステージを作ります。三浦大知という一人の名前で活動していますが、チームで動いているんです」と仲間との絆を語ってくれた。
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また今年は思いがけない「繋がり」があった1年ということで、タレントの笑福亭鶴瓶と縁が繋がったことを明かしてくれた三浦大知。
落語会の文章を執筆するという新しい挑戦を通して落語を知り、間の取り方や空気感など落語の持つ格好良さを実感したのだとか。そんな鶴瓶からメールがあったと紅白出場を祝福する激励のメールを受け取ったと喜びを語ってくれた。
紅白出場の「楽しみ」を聞かれると「他アーティストの演出やスペシャルなパフォーマンスが楽しみです。他アーティストの演出について知りたかったのに全然教えてもらえなくて(笑)どんな演出があるのか一視聴者としても楽しみにしています」と返答。
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本番ではこれまで自分自身が積み重ねてきたパフォーマンスを見せたいと強く言い切る三浦大知の今年を表す漢字は「繋」。「三浦大知チームで作り上げたものが色々と繋がって本当にありがたいです。僕の性格上、あまり飛び級が得意なタイプじゃないので1つ1つクリアしていきたいですね」と熱い想いを伝えてくれた。
最後に、紅白に出場するかもしれない…という時点で親戚中が大盛り上がりだったことがニュースでも取り上げられていたことについて突っ込まれると、「内定が出た段階でうちのじーちゃんが各方面に自分から『うちのが…』と連絡をしていました(笑)浮き足立たないでくれ、とじーちゃんに言いたいです」と一言。応援してくれる家族や親族に心から感謝の気持ちを述べた。
来年は1月から単独ツアーが控えている三浦大知。挑戦していく年として新しい「三浦大知」を見せて欲しい。
(取材/文:izumi)
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