COUNTDOWN JAPAN 17/18の3日目、ASTRO ARENAに昨年大ブレイクを果たしたDAOKOが登場。今やトップアーティストとなった米津玄師やカリスマアーティストとして名高い岡村靖幸とのコラボ曲で、2017年は飛躍の年になった彼女。COUNTDOWN JAPANのステージへ登場する彼女が、どのようなパフォーマンスを魅せてくれるのか。ASTRO STAGEに集まったオーディエンスたちはその時をじっと待ち構えている。
いよいよライブがスタート。真っ暗なステージ中央に立ちポーズを決めると、1曲目『ダイスキ with TeddyLoid』がスタート。"好き"と"嫌い"が絡み合うサビのリズムにDAOKO独特の世界観が炸裂。優しくキュートでありながらも、どこかシャープでエッジのある声が、たちまちオーディエンスの心をわしづかみにした。
また、声質だけではなくラップやダンスのキレのあるパフォーマンスもDAOKOの魅力。『FASHION』『水星』『ShibuyaK』と、女子の本音やファッションと密接な関係性を持つ曲のパワーを2人のダンサーとともに魅せつけた。
ラスト2曲はブレイクのきっかけとなった『ステップアップLOVE』と『打上花火』。『ステップアップLOVE』のイントロが流れるとフロアいっぱいに歓声が挙がり、耳慣れた曲に会場が揺さぶられた。そして、今やDAOKOを代表する1曲となった『打上花火』。メロウなサウンドとDAOKOのやさしいハイトーンボイスが会場をしっとりと包み込んでいった。
今回のセトリは、この12月に発売されたばかりのニューアルバムからの曲もありつつ、どちらかというとDAOKO入門編的な編成。初めてDAOKOのステージを見る人にも彼女の魅力が伝わりやすいバランスの取れた選曲となっていて、より彼女の世界観が感じられるライブとなった。
( 取材/文:バッキー☆大坂)
DAOKO ASTRO ARENA セットリスト:
M1.ダイスキ with TeddyLoid
M2.FASHION
M3.水星
M4.ShibuyaK
M5.BANG!
M6.ステップアップLOVE
M7.打上花火