1992年11月に発売され、オリコン・シングルチャート3週連続2位を記録。
その後もロングヒットを続け、T-BOLANとして初のミリオンシングルとなった「Bye For Now」。
彼らの代表曲である「離したくはない」と並び、時代を超えて愛され続ける名曲である。
この曲は、リリース当時は卒業や大切な人との別れの曲というイメージが強く、そういった場で歌われることが多く、これがロングヒットの一因にもなったのだが、実はこの曲の誕生には全く逆のエピソードが存在する。
「Bye For Now」は、`92年に行われたT-BOLANの2ndツアー「BABY BLUE」のライブの打ち上げの場で、ヴォーカルの森友嵐士に「夢を叶えるために、未来の自分のために、今の仕事を辞めて海外で新しいことにチャレンジすることを決めたんだ!」という告白をしたスタッフのために作った曲なのだ。その告白を受けた時、彼女は既に意を決した眼差しでおり、バンドにとって大事なスタッフだが、その思いを察し森友が個人的に彼女に贈った曲として生まれた。
しかし、そのクオリティの高さがレコード会社内でも評判が高まり、その後リリース。そして曲は独り歩きをはじめ、ミリオン・ヒットを記録するまでになった。
その本当の意味がファンを通じて徐々に広がり、最近は卒業だけでなく、年齢や時期を問わず新たな挑戦をする場で森友に歌って欲しいというリクエストが増え、レコード会社にも「T-BOLANが完全復活を果たしたのであれば、是非、歌いに来てほしい!」という、オファーが急増している。
その事実を聞いた、森友とメンバーの青木和義(Dr.)、五味孝氏(Gt.)、上野博文(Ba.)は、
「だったら、そんな皆のもとに歌いに行かないか?
そんなピュアな気持ちに応えられたら最高だよね!」
と、自ら曲を愛する人のところに出向き、パフォーマンスすることを決めた。
そして、「Bye For Now」を様々なシチュエーションでパフォーマンスできるアレンジの制作にも入ったという。
森友嵐士コメント
「BYE FOR NOW サプライズ!涙と笑顔に溢れるONLY ONEの感動の瞬間が生まれますように。見送る誰かと見送られる誰かと、関わった皆んなの記憶に一生残るような、そんな企画を一緒に企めたら最高です。どうぞよろしく。」
「何処へ?」「どんなスタイルで?」「誰のために?」
1月17日(水)~3月31日(土)までの応募期間内に送られたリクエストを、メンバーとスタッフ全員で目を通し、選考・検討を重ね、そのシチュエーションにマッチしたアレンジで歌いに行く。
何か所歌いに行けるか?はわからないが、メンバーはどこへでも行く覚悟でいるという。
様々な学校行事は勿論のこと、社会人の転勤や転職、独立、定年など、新たな挑戦する人への応援歌「Bye For Now」を歌ってほしいあなたの思いを、メンバーの元へと届けて欲しい。
そして、4人がどんなパフォーマンスを魅せるのか?を、楽しみにしていて待っていて欲しい。
2017年、復活を遂げ、様々な活動のスタートをきったT-BOLAN。
2018年は、その勢いを加速していく!
『みんなで贈ろう 「Bye For Now」 未来の君のために!』専用ページはこちら