COUNTDOWN JAPAN 17/18の3日目、最も大きなEARTH STAGEに満を持してTHE ORAL CIGALETTESが登場。彼らを一目見ようとあつまったオーディエンスが集結し、巨大なフロアが瞬く間に埋め尽くされた。メンバーが登場すると、1曲目『CATCH ME』」から観客の腕が一斉に挙がる。「さあ全員でかかって来い!」山中(Vo./Gu)ものっけからゴキゲンだ。
「ハハハハハ!全員見えてますから!今日一番ヤバいステージにしよう。跳べよー!」そのままの勢いで展開した2曲目『カンタンナコト』では、中央モニターにサビの「そんな簡単に言うな」のフレーズが映し出させて、会場中が一斉にこのフレーズをシャウトする。
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「(自分たちのステージを見に来てもらえたことを)あたりまえだとはひとつも思っていない。今日ここに集まってくれた人全員に感謝します!こんなに集まってくれんの?ヤバいうれしすぎてなんだか夢みたいですね。ま、叶うと思ってましたけど」ツンデレも交えた山中流の感謝の意に会場からは笑いがこぼれる。
「俺らには楽しいことばっかじゃなくて、辛いことだってある。2割の楽しいことのために8割の苦しいことがあります。2年前、福島・相馬市でそのことを学びました。1曲のために2年間も詞を書き続けたなんて初めてです」そう話して披露した『ReI』では、中央モニターに山中が2年かけて紡ぎ出した歌詞が映し出され、オーディエンスはそれを噛みしめるように聴き入った。
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「ちゃんと聴いてくれてありがとう。聴く時は聴く。騒ぐ時は騒ぐ。それができるファンになってください」山中が礼を伝えると、ここからライブ後半はまさに"騒ぐ時"に突入。ギターの速弾きからイントロが始まる『起死回生STORY』『5150』『狂乱 Hey Kids!!』とORALの真骨頂というべき曲が展開し、EARTH STAGEのフロアを揺るがせた。
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ラストは映画の主題歌にもなった『BLCK MEMORY』。「やべえよオイ!」ずっと奥まで人で埋め尽くされたEARTH STAGEを見下ろす山中。彼の満面の笑みに応えるかのように飛び上がるオーディエンス。今年1年のORALの勢いが身をもって感じられる熱量の高いステージとなった。
(取材/文:バッキー☆大坂)
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COUNTDOWN JAPAN 17/18
THE ORAL CIGALETTES セットリスト:
M1.CATCH ME
M2.カンタンナコト
M3.トナリアウ
M4.ReI
M5.起死回生STORY
M6.5150
M7.狂乱 Hey Kids!!
M8.BLCK MEMORY