1月21日、「ニッポン放送 オールナイトニッポン50周年 ALL LIVE NIPPON Vol.6 -DAY2ー』が横浜アリーナにて開催され、RADIO FISHが出演した。
2日目のアーティストトップバッターはRADIO FISHだ。「盛り上がっていきましょー!」白とピンクのゼブラ柄ブルゾン姿がステージ映えする藤森慎吾が観客を煽る。一曲目は『ULTRA TIGER』は、ダンサブルなイントロに合わせて、RADIO FISHの真骨頂であるキレキレのダンスを披露。RADIO FISHといえば歌詞を振り付けのシンクロも見所になっており、「一刀両断」という歌詞では、両手を上から手を振りかざす振り付けが印象的だった。
「新しい時代をあなた方と創り出す」と、中田敦彦が言葉を放ち、花道を歩いてセンターステージへ。フリースタイルダンジョンでの活躍が話題のラッパーの焚巻をゲストに迎え、縦ノリのビートが印象的な『東京大革命』を熱唱した。黒い布を全身にまとった中田は、サビになる瞬間のセリフ「全責任は私が取る」というセリフと同時に、右手を大きく広げ、正面から風を受け、マントをはためかせた。
曲が終わりMCを始めようとしても、中田はマントを広げたまま。「いつまでやってんすか?電源切ってください!」と鋭いツッコミが藤森から飛ぶ。「うちのマネージャーが電源オフにしました。マネージャーがやってるんですねこれ。」とコメントし、会場は笑いに包まれた。中田からは、「私は”付き人”と呼んでますけどね。」と、”御神体”らしい発言が飛び出した。
RADIO FISHは、踊りを担当するメンバーをSKILL-MASTER、歌う人・藤森のことをSHAMANと呼ぶ、と中田が説明した。「そして、前にいる私が”御神体”」と話し、「ダンスボーカルユニットにいるんだね。」と藤森がつぶやきながらツッコンだ。「なんで歌ってる人よりも前にいる人がいるんだ、と思ってるかもしれないんですけど、わかりやすく言うと、秋元康さんがAKB48のセンターにいる状態です。」と例え、観客の笑いを誘った。
ストリート系の黒いセットアップに、””御神体”のトレードマーク・丸いサングラスを身につけた中田を先頭に、メインステージに戻りながら次の曲のイントロで会場が包まれる。ベンチャー企業をイメーイしたスーツ姿で撮影されたMVも話題になった『進化論』、メンバーによるユニゾンが新鮮な『新時代』を続けてパフォーマンスした。「日頃のストレスを声を出して発散して!」と前振りし、最後は自身最大のヒット曲『PERFECT HUMAN』で盛り上がり、観客はアーティスト・RADIO FISHの音楽を楽しんだ。
( 取材/ 文:村松美紀)
ニッポン放送オールナイトニッポン50周年ALL LIVE NIPPON Vol.6 -DAY2ー
RADIO FISHセットリスト:
M1: ULTRA TIGER
M2: 東京大革命(feat.焚巻)
M3: 進化論
M4: 新時代
M5:PERFECT HUMAN