先日、日本を飛び出し台湾・台北アリーナにてライブ「SPRINGDELICS」を行なったばかりのGLAYが、3月24日(土)に5年ぶりとなる香港ライブを開催した。
会場は5年前と同じ香港・アジアワールドエキスポ ホール10だ。5年ぶりにGLAYに会える、と心を躍らせた約5000人のファンが会場に集まった。
照明が暗くなると、激しくもダークなオープニングSEと共に演出映像が流れ、それに合わせてメンバーが次々に登場。メンバーの来訪を待ちわびていた会場全体のボルテージは、もちろん一気に急上昇した。
間髪入れずアルバムリードトラック『the other end of the globe』を披露。ステージ上にある超特大モニターには幻想的な景色が写し出され、映像とと相まって曲の壮大さがより際立っていた。
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その後最新アルバム収録曲や、往年の名曲『SOUL LOVE』、『HOWEVER』、『BELOVED』などを披露。現地でも大人気である楽曲の披露に、香港のファン達も大合唱で熱意を表し、メンバーとファンが一体となって会場を盛り上げていた。
また、台湾公演の時同様にMCではTERUが現地の言葉で「会いたかった!そしてまたここでやれる事を幸せに思います!」などと想いを伝える姿が印象的であった。
GLAYが2017年にリリースし、ファンの間では新たな名ラブソング誕生と言われている『あなたといきてゆく』を歌唱する前にも、現地の言葉で「この曲は結婚式をテーマにした曲ですが、ただ二人称のあなたではなく、お父さんやお母さん、さらには祖父祖母などの事も歌った曲です」と楽曲の歌詞に込められた想いを香港のファンに伝えた。スクリーンには現地の言葉で歌詞も上映され、歌に聞き入るファンや字幕で歌詞に浸るファンなど、様々に演奏を楽しんでいた。
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アンコールでは現地でも人気である『誘惑』を披露したりと本編同様熱気を上げ続け、最後は『I’m in Love』を披露し、香港の熱い夜を国を超えたシンガロングで締めくくった。
さらに、この日のライブがGLAYにとって通算900本目の記念すべきライブでもあった。来年2019年でデビューして25周年となる彼らだが、活動は常に止まる事なく走り続けている。
GLAYの最大の魅力である「普遍的なメロディ」を絶対軸としながらも、彼らは挑戦する事を決してやめず、その結果を今回の900本目のライブで見ることができたのではないだろうか。
国を超えても伝わるパフォーマンス、そしてメロディ。
今後も日本を代表するロックバンドGLAYから目が離せない。
■ セットリスト
M 1 the other end of the globe
M 2 デストピア
M 3 ASHES -1969-
M 4 ロングラン
M 5 生きてく強さ
M 6 SOUL LOVE
M 7 SUMMERDELICS
M 8 微熱(A)girlサマー
M 9 春を愛する人
M 10 HOWEVER
M 11 BELOVED
M 12 あなたといきてゆく
M 13 lifetime
M 14 Scoop
M 15 シン・ゾンビ
M 16 BEAUTIFUL DREAMER
M 17 HEROES
M 18 聖者のいない町
ENCORE
M 19 誘惑
M 20 Runaway Runaway
M 21 彼女の" Modern…"
M 22 XYZ
M 23 I'm in Love
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【GLAY ARENA TOUR 2018 “SPRINGDELICS” in Hong Kong】
日程: 2018年3月24日(土)
会場:香港・アジアワールドエキスポ ホール10
時間: 開場18:00 / 開演 20:00 (現地時間)