2016.04.20 公開
今年、バンド結成20周年を迎える、京都出身のロックバンド・くるり。彼らが主催する野外イベント「京都音楽博覧会2016 IN 梅小路公園」が9月18日(日)に開催されることが明らかとなり、これによせて、くるりメンバーからのコメントも到着した。
くるりのメンバー全員の出身地である京都で開催され、しかも京都駅から徒歩15分圏内の公園で行われるというアクセスの良さにも定評があるこのイベントもついに10年目を迎える。
これまで、石川さゆり、小田和正、椎名林檎、細野晴臣ら国内のトップアーティストをはじめ、JAMES IHAやベンチャーズなど大物海外勢にいたるまで、まさに“音楽の博覧会”という名にふさわしいラインナップと、さまざまな企画が大きな魅力となっており、京都の秋の一大イベントとして、恒例となっている。
ラインナップ及びチケットの発売に関するお知らせは詳細が決まり次第、後日発表される。例年ソールドアウトが続く音博だけに、チケットは早めに手に入れて欲しい。
【岸田繁 コメント】
平素よりくるりと京都音楽博覧会を応援いただいている皆様に、御礼とお知らせを申し上げます。お客様、関係者の皆様、ならびに近隣の皆様のお力添えのお陰で、10年目の節目となる京都音楽博覧会を開催いたします。日程は連休中の2016年9月18日(日)お昼12時から夕方19時まで、場所は京都市下京区の梅小路公園芝生広場にて行なう予定です。
くるりは京都で結成されてようやく20周年を迎え、個人的には京都精華大学客員教員就任などもあり、地元京都に支えられながら、これからも音楽文化を様々な形で伝えていくべく、今年の京都音楽博覧会は皆様への感謝と、これからの新しい指針にするべく、素晴らしい音楽の祭典にしたいと思っております。出演アーティストのブッキングも進んでおり、盤石のクオリティを目指します。チケットの争奪戦が予想されますので、今後のお知らせにご期待ください。
京都音博を始めた頃の梅小路公園から比べると、京都水族館や、まもなく開業する京都鉄道博物館など、市民の皆さんがご家族連れで楽しむことができる施設のオープンと共に、笑顔と賑わいに溢れた場所へ発展を遂げています。今後はJRの新駅開業などで更に賑わいのエリアへと発展していくでしょう。
石の上にも3年、を合言葉に始めた京都音博も、気付けば10年、そしてまだまだ10年ですが、梅小路公園と共に歩んできた10年間、そして音楽を愛する皆様と歩んできた10年をしっかり噛みしめながら、梅小路公園という素晴らしいロケーションを、お客様と一緒に美しく保つための更なるルールづくりと、音楽文化の向上を目標に、目一杯、音楽の祭典を楽しみたいと思っております。
先日熊本をはじめ九州各地で群発している地震により、様々な被害に遭われた方、今なお避難生活を強いられている方々のことを思うと胸が痛んでなりません。毎年、京都音博には多くのお客様が九州からもいらっしゃいます。
辛い思いをされた方、されている方々がなるべく早く、元通りの暮らしに戻ることができるよう心より祈っております。
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