東京パフォーマンスドール(通称TPD)のメンバー上西星来と脇あかりの二人組ユニット「赤の流星」が、4月1日(日)に東京・AKIBAカルチャーズ劇場にて待望のファーストワンマンライブ「〜あなたに逢いましょう〜」を開催。8曲の初公開ナンバーを含む多彩なプログラムでファンを魅了した。
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オープニング曲は、ライブのタイトルにも選ばれたディスコ調のナンバー「あなたに逢いましょう」。上西はシルバーのワンピース、脇はゴールドのロンパースという新衣装で登場し、開始早々、息の合った歌声と磨き抜かれたダンスで会場を熱狂させた。その後もTPDの原点のひとつ『東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』(ワンバイゼロ) エピソード2』の劇中歌で上西・脇コンビにとって最初の一曲となった「In The Wonderland」、先代TPDのグループ内ユニット・原宿ジェンヌ(篠原涼子、川村知砂)の楽曲「千夜一夜」のリアレンジ・ヴァージョン、りんごの小道具を使ったオリジナル曲「果実」等、バラエティに富んだ楽曲を披露。フェミニン(上西)とボーイッシュ(脇)の際立つコントラストに観客は酔いしれた。
中盤は二人のソロ・コーナー。いずれもこのライブで初公開された楽曲だ。脇あかりは、ビートの利いた「Sunshine」(リアレンジ・ヴァージョン)を、デニムシャツ+白スカパン姿で歌う。いっぽう上西がギンガムトレンチコート姿で歌うのは、どこか’80年代のアイドル・ポップスを思わせる「この悪魔め!」(リアレンジ・ヴァージョン)。人差し指を使ったキュートな振り付けも大きな見ものだ。間奏部分ではベージュのトレンチコートを着た脇が花束を持って登場、上西とコミカルなやりとりを繰り広げた。
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ソロ・コーナー終了後は、黒コートに身を包んでジャズ・ファンク調の新曲「Perfect Doll」をしっとりと聴かせた後は、ピンクを基調とした衣装で「cocolo」「Move On!」等の新曲、「紅~beni~」、鹿児島国際大学TVCMソング「これが愛 ?!」といった代表曲を次々と届けた。
またアンコールではオリジナルTシャツに着替え、「作詞は難しかったです。入れたい言葉がたくさんありすぎて、音にはめるのも大変でした」(上西)、「落ちサビの部分が一番大切だから、何を伝えようか考えて言葉を選びました」(脇)と、制作のエピソードが語られた後に、歌詞とダンスを共作した新曲「to you」をパフォーマンス。飾り気のない言葉、初見でもすぐ一緒にできる親しみやすい振り付けに、会場の空気はさらに和んだ。今後の定番曲として、大いに浸透していきそうだ。
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上西いわく、「TPDのとき、赤の流星のとき、モデルのときでは、入るスイッチが全然別なんです。その都度、全然違う自分になれるのがすごく楽しいんです」。2018年6月3日(日)に東京・日本橋三井ホールにて開催されるTPD結成5周年記念ライブでは、さらにパワーアップした上西星来と脇あかりの姿がTPD・赤の流星の双方で見られるのは間違いない。
また、6月7月と定期公演「金曜日の流星」が開催されることも発表された!様々な愛の世界を歌う、ガール・ポップ界きっての個性派ユニット「赤の流星」。唯一無二の路線に磨きをかける二人の今後に、さらに要注目だ。