昨年2017年、バンド結成10周年イヤーを迎えた韓国出身のロックバンド、FTISLAND。4月11日発売となるニュー・アルバム「PLANET BONDS」(プラネットボンズ)のオフィシャルインタビューが公開された。
メンバーそれぞれのアルバムに込めた想いをぜひインタビューから感じていただき、ニューアルバム「PLANET BONDS」を楽しんでいただきたい!
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<インタビュー>
FTISLAND 8thアルバム『PLANET BONDS』に込めた想い僕ら5人の友情も、5人と皆さんの友情も、「BONDS=絆」でつながっている
――8枚目となるオリジナルアルバムのタイトル『PLANET BONDS』に込めた想いとは?
ホンギ 「BONDS=絆」という意味なんだけど、FTISLANDの「バンドの結束」だったり「Primadonna(ファン)とのつながり」だったり、家族や友人への「愛情」や「友情」も「絆」っていえるじゃないですか。去年のツアー『Here is Paradise』のMCで僕が、「友情の中には愛が入ってる。僕ら5人の友情も、5人と皆さんの友情も」って言ったんだけど、なんかそういう絆がずっと気になってたんです。なぜそこに「PLANET」が付いたかっていうと、リード曲「Hold the moon」が「月」だから、宇宙に置き換えてみると、絆って連なる「惑星=PLANET」みたいだなぁ、と思ったから。
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――リード曲「Hold the moon」が、アルバムのイメージの核になったということですね。
ホンギ そうですね。「Hold the moon」がアルバムの中で最初にできて、この曲からイメージが固まっていきました。僕が書いた曲なんだけど、「大切なもの」や「大切な人」を「Moon=月」に例えていて、それらを「守り抜いていくんだ!」という気持を込めています。
ジェジン サウンド的には、最近はやっているフューチャーベースを取り入れています。FTISLANDとしては初挑戦のジャンルなんだけど、ボーカルのホンギさんにすごく合っていて、ホンギさんの武器が、もうひとつ増えた感じがします。
ジョンフン 2月のファンクラブイベントで一足先に演奏したんだけど、早くアリーナの広い会場でも演奏したいな。
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――「Hold the moon」Music Videoのコンセプトを教えてください。
ホンギ さっき、「Moon=月」を「大切なもの」に例えているって言ったけど、大切な「月」への到達を夢見るって感じかな。このMVやジャケット写真に登場してる犬は、僕の愛犬・モングリです(笑)。
――本作も、メンバーが全曲の作詞・作曲に携わっています。ジェジンさんは、「Dancing on」と「GAME」の2曲を提供していますが、両曲ともハードで、アルバムの良いアクセントになっていますよね。
ジェジン バンドらしい曲があるといいなと思って(笑)。アルバムリリース後にツアーもあるので、情熱をぶつけて演奏できる曲がほしかったんです。
――「Skyway」は、ミンファンさんの曲ですが。
ミンファン 韓国アルバム『OVER 10 YEARS』(2017年)の「Still With You」という曲をファンのみなさんがすごく気に入ってくださったみたいで、同じようなタイプの曲を日本語で挑戦してみました。
スンヒョン すごくまっすぐな感じがする曲ですよね。すべてが、ミンファンらしい! 僕の曲は今回のアルバムには採用にならなかったのですが、今、ホンギさんがアレンジしてくれている曲があるんです。カッコよく仕上がったその曲が、次の作品に入ったらいいなぁ。
――ジョンフンさんが作った「FLOWER ROAD」は、メンバー全員で歌っているんですね。
ジョンフン そうです。ファンのみなさんから「全員で歌う曲が聴きたい」っていうリクエストがあったので(笑)。やっぱりライブでは、メンバー全員が歌う曲があるほうがいいでしょ?
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――4月26日の大阪・大阪城ホールから『FTISLAND Arena Tour 2018 -PLANET BONDS-』もスタートします。
ホンギ アルバムリリース後のライブだから、今回の新曲はだいたいやると思います(笑)。ずっとライブでは「遊ぼう!」って言ってきたから、去年は「音楽を聴きにきて!」って言ったんだけど、今年は、「アルバム『PLANET BONDS』をしっかり聴いてきて!」っていうのが僕からのメッセージかな。ライブでもアルバムの流れが基調になりそうだから。僕らFTISLANDの一番の楽しみはライブなんだけど、きっと来てくださるファンの方たちの楽しみの方が僕らの楽しみより大きいよね。いいライブになるのは間違いないんで、ライブで思いっきり楽しんでください!