2016.04.24 公開
Photo by 柴田恵理
筋肉少女帯、今年初のライブ「2016 筋少1st Live 歌って!筋肉少女帯!!」が4月23日、東京・恵比寿のLIQUIDROOMで開催された。
この夜の公演は“ゲスト有り”と事前に告知されていたものの、当日まで誰がステージに上がるかわからないというドキドキの趣向。また、既に筋少から公式なアナウンスがあったように、大槻の声帯ポリープ除去手術前最後のライブでもある。ソールドアウトの場内は、開演前からスリルと興奮に満ちていた。
午後6時を過ぎた頃に客電が落ちると、大きな歓声を浴びながら、大槻ケンヂ(Vo)、橘高文彦(G)、本城聡章(G)、内田雄一郎(B)が登場。大槻の「お客様は神様でーす!」の第一声に導かれての1曲目「オーディエンス・イズ・ゴッド」で、観客の気分はいきなり最高潮に。
続く「カーネーション・リインカネーション」のイントロが鳴った瞬間、LIQUIDROOMは熱狂モードへ突入。こうなるともう、筋少とオーディエンスの勢いは誰にも止められない。
「今年初の筋肉少女帯ワンマンライブだぜー!声を限りにオーディエンスが歌ってくれよー!」と大槻が煽る。彼のMCは本日も絶好調だ。おもしろトークと抜群の演奏力が巧みに融合した筋肉少女帯のライブは、何度観ても刺激的。
序盤は内田が味わい深い歌声を披露する「モコモコボンボン」、本城の華やかなヴォーカルを堪能できる「LIVE HOUSE」、橘高がアグレッシブに叫ぶ「スラッシュ禅問答」で観客のハートに火をつける展開に。この時点で十分にスペシャル感のあるライブだが、ここからが更に凄かった。
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