【ライブレポート】never young beachがJAPAN JAM 2018 SUNSET STAGEで夕日とともに夏を先取る全7曲披露!「『夏のドキドキ』なんていう夏の曲をやったもんですから」
千葉市蘇我スポーツ公園にて開催された野外音楽フェスJAPAN JAM 2018 2 日目、東京湾にほど近い会場に抜ける潮風とともに、 SUNSET STAGEに登場したのはnever young beach。ボーカル・安部勇磨は、フィッシングベストと薄い色のデニムを合わせた、肩の力が抜けたお洒落な装いでステージへ現れた。この時間は、アウトドアが似合いそうなクラッシャーをかぶっている観客を多く見かける。
どこか懐かしいビートと歌声が心躍る『夏のドキドキ』、そして『気持ちいい風が吹いたんです』をすーっと抜ける潮風とともに披露した。
never young beach©JAPAN JAM 2018 画像 2/6
never young beach©JAPAN JAM 2018 画像 3/6
never young beach©JAPAN JAM 2018 画像 4/6
スティックでカウントを打ち、『あまり行かない喫茶店で』を観客に届け、カントリーな曲調が切なく詞が印象的な『なんかさ』を続けてパフォーマンスした。この日の天候は快晴で、SUNSET STAGEと言う名にふさわしく、夕日が綺麗に現れ、ミディアムテンポが気持ち良い『どんな感じ?』がぴったりとハマった。
JAPAN JAM 2018 2日目、5月5日は立夏だ。「もう初夏なので、暑いだろうなと思っていたのですが、意外と肌寒い。」と安部。少し風が強いのだ。「1曲目に『夏のドキドキ』なんていう夏の曲をやったもんですから。(今が)だいぶ涼しくて、ちょっと早めにやっちゃったなと思いました。フェスだー!やるぞー!と思って出てきたら、むいさーむいさー!」と、感じている寒さについてコメントし、やや困った表情をしつつも、くしゃっと笑った。「まっちゃん、タンクトップ早すぎたんじゃない?」と話を振られたギター・松島皓は「めちゃくちゃ寒い。」とコメントし、観客をクスリと笑わせた。
never young beachは、今年初めてのフェス出演とのこと。フェスでは、テンションを上げて盛り上がるのが定番のように思われがちだが、「静かに聴くのも音楽っていいよね、いろんな聴き方で楽しんでくださいー!」と会場に微笑みかけた。『どうでもいいけど 』の間奏では黙々と演奏しながらも表情豊かに巽啓伍が奏でるベースが光る。ステージ中央で、松島と巽が寄り添って演奏する格好良いシーンも見られた。
オレンジのライトと夕日が横から差し込み、『SURELY』を披露。曲の最後で片膝をついた安部は、ギターを軽く持ち上げフィニッシュ。5月は始まったばかりだが、never young beachのステージにはもう夏はやってきていた。
(取材/文:村松美紀)
never young beach©JAPAN JAM 2018 画像 5/6
never young beach©JAPAN JAM 2018 画像 6/6
JAPAN JAM 2018 SUNSET STAGE
never young beach セットリスト:
M1 夏のドキドキ
M2 気持ちいい風が吹いたんです
M3 あまり行かない喫茶店で
M4 なんかさ
M5 どんな感じ?
M6 どうでもいいけど
M7 SURELY