2018.05.15 公開
今月10日(木)にエイベックスが参入を発表した音楽コンテンツを含む音声による拡張現実(AR)コンテンツ事業を主としたプロジェクト「SARF (読み : サーフ)」のイメージソングにガールズ・ダンス&ボーカル・グループ「FAKY」の新曲「Who We Are」が抜擢された。
FAKY 画像 2/2
「SARF(Sound Augmented Reality Factoryの略)」は、スマートフォン・PC・AIスピーカーなど既存の「IoT デバイス」と、同じく現行の「定額制音楽ストリーミング配信サービス」を組み合わせることで、視覚ARデバイスの普及に先駆けて、音楽コンテンツを含むサウンド(聴覚)や振動(感覚)による拡張現実を、様々な社会ソリューションやエンタテインメント・コンテンツとして、リリースしていくプロジェクトとなっており、その詳細は以下SARFのオフィシャルサイトを参照してみてほしい。
そのSARFから10日(木)に公開されたイメージソングに抜擢されたFAKYの新曲「Who We Are」は先月11日に発表された配信限定シングル。現在の4人体制になった初期に制作された楽曲で、昨年10月shibuya duo MUSIC EXCHANGEで行われた初のワンマンライブ「FAKY FIRST LIVE "Unwrapped"」で初披露された際も「この日のために大事にしてきました」とメンバーが紹介していたことも記憶に新しいナンバー。楽曲の内省的な歌詞と、爽やかながらも哀愁が漂うアレンジと、『ワタシらしくないなら 誰が「ワタシ」を生きるの?』という歌詞にも表現されているとおり、自分という存在を見失いそうな時にその不安を拭ってくれる、優しくも前向きで力強い楽曲となっており、この度公開された、渋谷の街並みと女子高生がキービジュアルとなっているSARFのイメージ映像をより印象深くさせるBGMとして見事なマッチングを果たしている。
なお、その「SARF」による第一弾コンテンツとして、FAKY自身も参加する渋谷区観光大使FAMM'IN (ヨミ:フェイミン / FAKY、FEMM、Yup'inから成るフィメール・ラップ・クルー)がフィーチャーされた、渋谷駅からラフォーレ原宿までのルートを2人1組で没入体験する、謎解きやリアルショップとの連動企画が盛り込まれた、エイベックスとサイバーエージェントが手掛ける定額制音楽ストリーミング配信サービス「AWA」と「渋谷区観光協会」とのコラボレーションによるコンテンツ「AWALK in SHIBUYA by FAMM’IN」も今月18日(金)よりAWAにて配信が開始されるとのことなので、こちらも要注目だ。
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