5月6日さいたまスーパーアリーナでVIVA LA ROCK EXTRA「ビバラポップ!」が開催され、BiSHがSTAR STAGEに登場した。
全身ブラック衣装で登場したBiSH。1曲目は毎度フェスで挨拶がわりに披露する『BiSH-星が瞬く夜に-』を披露。
ものの数分でフロアをBiSH一色に染め上げると、続いても『BiSH-星が瞬く夜に-』!
清掃員(BiSHのファンの呼称)たちはドキッとしたのではないだろうか。「ここでもそれをやるのか…」と。
『BiSH-星が瞬くよるに-』の連投といえば、過去のライブで6回連続、時には十回以上連続で同曲を披露したことは伝説となっている。
続いて披露されたのは『BiSH-星が瞬くよるに-』、ではなく『GiANT KiLLERS』。清掃員は、ほっと一息というところだろうか。
しかし、こちらもBiSHを代表する狂騒曲、一息つく暇などあるはずもなく、シンガロングとサークルモッシュの嵐が巻き起こる。
そして『MONSTERS』を投下!
BiSHで1、2を争う激しい曲を連続投下し強制的にオーディエンスのボルテージをパンク寸前まで引き上げる。
続く『PAINT IT BLACK』でアユニ・Dが力強く伸びやかな歌声を会場に響き渡らた。『スパーク』は結成当初と比較すると各メンバーの歌声が強く、ハリのある声に進化していることをひしひしと感じる。
さいたまスーパーアリーナの大舞台でも負けない強いBiSHがそこにはいた。
そしてBiSHを一躍スターダムにのし上げた『オーケストラ』、『プロミスザスター』を披露し会場をエモーショナルな空気に包み込む。
続いて披露されたのは意外にも『DA DANCE!!』!モモコ作詞のキュートなダンスナンバーで会場は多幸感に包まれる。
『DA DANCE!!』から繋いで披露されたのは、先日テレビ番組のBiSHの好きな楽曲ランキングで1位にも輝いた『beautifulさ』。GW最終日に聴くのにふさわしい応援歌だ。
そしてラストは この日3度目の『BiSH-星が瞬く夜に-』。
「最後はBiSH色に染まってください!」とモモコが呼びかけ、会場の一体感はさらに増す。ラストサビまでBiSHもオーディエンスも走り抜けた。
狂乱、エモーショナル、多幸感、BiSHの持つ力を十二分に発揮してライブは終幕した。
(取材/文:樋熊涼)