JAPAN JAM 2018、最終日。5月4日(金)から 3日間、千葉市蘇我スポーツ公園にて行われてきた野外フェスは、フィナーレに向かう。
マキシマム ザ ホルモンがSKY STAGEに登場すると、
デスボイスとシャウトとヘッドバンギングの3点セットが詰まった『恋のメガラバ』からライブはスタート!サビでは両腕を交互に上下に動かして踊る、ハードな楽曲である。
マキシマム ザ ホルモン ©JAPAN JAM 2018 画像 2/7
マキシマム ザ ホルモン ©JAPAN JAM 2018 画像 3/7
「何なん?ゴールデンウィーク最後、暇だったん?最高でしかないんですけど!」と、ドラムス兼ボーカル・ナヲが代表して、ステージに集まった人たちへ感謝の気持ちを表した。さらに「全員、気持ちがひとつだと思ってんだ。」と続けた。客側は、ナヲの言葉を受け止める準備をした。そこで言ったのは「風が強い!」のひとこと!ボーカル・ダイスケはんが、すかさず「T.M.Revolutionか!」とツッコみを入れ、巧みなトークで会場を沸かせた。
ステージ左右には、大きなモニターが設置されており、会場の様子が終始映し出される。『シミ』では、ステージの赤いライトが会場へ届き、ヘッドバンギングをしている観客の顔を真っ赤に染めた。
ダイスケはんは、自身の胸を拳で叩き、「お前たちのここにあるもの全部さらけ出せー!」と観客を煽りまくる。そして、『鬱くしきOP〜月の爆撃機〜/鬱くしき人々のうた』、『「F」』を立て続けに仕掛けてきた。カメラを見つけたナヲが、パワフルなドラム演奏中にキュートにウィンクをキメるシーンもあった。
マキシマム ザ ホルモン ©JAPAN JAM 2018 画像 4/7
マキシマム ザ ホルモン ©JAPAN JAM 2018 画像 5/7
人気曲『爪爪爪』では、”津田製麺所”と記されたお立ち台(本来は、うどんの麺を入れる木箱)に足をかけて豪快に歌い上げるメンバーの姿が印象的だ。
ボーカル兼ギター・マキシマムザ亮君が繊細に奏でる『ぶっ生き返す!!』のイントロで、会場のボルテージがぐっと上がる。ベース・上ちゃんの力強い演奏とヘッドバンギングで、会場を魅了した。
気がつけば、辺りは真っ暗。気温も下がり、風がとても強く、ひんやりとするぐらいの体感である。「そろそろ冷房切ってもらっていいですかー?弱で!」と、風にもツッコむナヲ。それを聞いたダイスケはんは、風に向かって口を開け、風を全身で、いや、主に口で受け止め、コミカルな一面を見せた。
ラストは、明るいサウンドの『恋のスペルマ』を全身全霊パフォーマンス。今年の夏フェスに軒並み出演が決まっているホルモン。SKY STAGEで初めて見た人も、 次もフェスに行ったら、ホルモンのステージを選んでみたくなるかもしれない。
それだけの魅力がマキシマム ザ ホルモンのステージには詰まっているからだ。
(取材/文:村松美紀)
マキシマム ザ ホルモン ©JAPAN JAM 2018 画像 6/7
マキシマム ザ ホルモン ©JAPAN JAM 2018 画像 7/7
JAPAN JAM 2018
5/6 SKY STAGE
マキシマム ザ ホルモン
M1 恋のメガラバ
M2 シミ
M3 鬱くしきOP〜月の爆撃機〜/鬱くしき人々のうた
M4 「F」
M5 爪爪爪
M6 ぶっ生き返す!!
M7 恋のスペルマ