2018.06.28 公開
【ライブレポート】LUNATIC FEST.2018のトリはもちろんLUNA SEA!フェスへの思いと感謝を込めて初日を締めくくる。

LUNA SEA(LUNATIC FEST.2018)  画像 1/7

2018年6/23(土)・24(日)、幕張メッセで開催されたLUNATIC FEST.2018。ヘッドライナーを務めるのは当然LUNA SEA。ここでは、自らが主宰するフェスへの想いと感謝が込められた、初日23(土)のLUNA SEAのライブの様子をレポートする。

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ピアノソロの入場曲にあわせて、メンバーが定位置に付き、RYUICHI(Vo.)がステージ中央へ。INORANSUGIZOのギターから『Hold You Down』がスタートすると、そのままの勢いで『TONIGHT』へ続く。彼らの登場を待ち焦がれていた会場は、オープニングの2曲で一気にスパーク。「幕張元気ですかー!LUNATIC FESTも第2回を迎えました!めちゃめちゃ集まってくれたバンドたちがいい演奏聴かせてくれたんで、俺たちもまだ降っている雨を吹き飛ばすようないい演奏しますんで!」。RYUICHIのMCものっけからテンションが高い。

ここからも『JESUS』『Rouge』と、惜しげもなくヒット曲を連発。「今夜は最高だね。3年ぶりだからね。どんな感じだったかなと思ってリハしてたんだけど、盛り上がり過ぎて昨日は声がかれてしまいました。そんなLUNATIC FEST、本当にとても愉快なお祭りなんで、みんなには心底楽しんで帰ってほしいなと思います」RYUICHIがフェスに対する思いを込めてメッセージを伝え、曲は次の『gravity』へ。グリーンのレーザービームが放たれた会場は、幻想的な雰囲気に包まれた。そして、幻想的なイメージをキープしたまま、次の曲はSUGIZO(Gu.)がギターからバイオリンに持ち替えてイントロを奏でる『闇火』。この曲ではINOAN(Gu.)もアコースティックギターでシックな音色を奏で、ステージ上は彼らを取り囲むように炎が舞い上がった。

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「今日ここに集まってくれたすべての仲間たちに。俺たちから心を込めて」。RYUICHIのメッセージから始まったのは『I for you』。しっとりとしたバラードが立て続けに奏でられた。この後のRYUICHIのMCでは、LUNA SEAのメンバーみんなで、フェスに出演してもらうバンドを検討したというエピソードを披露。出演したバンドたちに感謝を述べつつ、クライマックスに向けて、ここからもまだまだ熱く盛り上がっていく。

ここからはいよいよステージも後半戦。会場が一体となって酔いしれた『DESIRE』。そしてメンバーがステージの端から端まで駆け回ってのパーフォーマンスが印象的だった『TIME IS DEAD』。そしてLUNA SEAといえば、この曲なしには語れない『ROSIRE』と、クライマックスにふさわしいナンバーが次から次へと炸裂する。「まだまだやれるかー!お前ら全員でかかって来ーい!」

ステージのキャノンから銀テープが飛び出してのラストソングは『WISH』。ステージ狭しと駆けめぐるメンバー。そしてオーディエンスの熱いレスポンス。曲の後半では、フロアに向かってカラフルな紙吹雪が舞う派手な演出もあり、会場中が一体となって初日のラストを精一杯堪能した。

アンコールでは、初日に出演したバンドメンバーが一斉に登場。LUNATIC FEST.ならではの豪華メンバーが勢ぞろいして『BELIEVE』の大セッションが展開した。RYUICHITERU(GLAY)が一緒に歌い、同じくINOANとHISASHI(GLAY)、SUGIZOとTAKURO(GLAY)がともにギターを奏でるなど、どこを見ても奇跡のコラボといった状態。ずっと終わらないでほしいと思ってしまうような夢のようなパフォーマンスが繰り広げられた。

(取材/文:バッキー☆大坂)

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