7月14日(土)、神奈川・横浜アリーナにてFMラジオ局J-WAVE主催のライブイベント「J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018 supported by antenna*」に竹原ピストルが登場した。
竹原はアーティストとしての活動のほか、俳優としても活躍。
映画を中心に活躍をしていた竹原だが2017年NHK紅白歌合戦への出場を果たし、大きな注目を集めた。
この日はギターとハーモニカによる弾き語りで、自身も語る通りの「泥臭いフォークソング」を全10曲熱唱。
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『オールドルーキー』『LINE IN 和歌山』『よー、そこの若いの』『みんな〜、やってるか!』など、力強いギターの音と共に、哀愁を帯びながらもパワフルな歌声で様々なメッセージをオーディエンスへ投げかける。
その後、少し趣を変えて静かなバラードながらも、相変わらず熱い歌声が印象的な『Forever Young』、そして『Amazing grace』へ。
この曲は世界的にも有名な同名曲に竹原が歌詞をつけたものだが「世界的に愛されている曲で恐れ多いのですが…。お身体に気を付けて、いつまでも元気でいて欲しいという気持ちを込めた」との事で、竹原らしいストレートなメッセージが歌詞に込められ、静かなメロディがらも竹原らしい熱い1曲として披露された。
その後も、もどかしいさや様々な想いがセリフのような独特の歌い回しに込められた『STAY FREE!!』『隠岐手紙』、「(皆さん)元気でいてくださいね。さっきもそういう歌を歌ったけど、何回歌っても良いんじゃないかな」と聴き手の事を想いながら歌う『ドサ回り数え歌』と再びギターをかき鳴らしながら、叫ぶように歌われる曲が続く。
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そして「最後にポエムを1つ」とつぶやき、始まったのはラストの曲である『狼煙』。
“上を目指していく”という、竹原自身の強い想いが会場中に歌となって響き渡る。
なおMCでは竹原らしい独特なテンポとゆるい笑いにより、会場が和む場面も。
自身がテレビやラジオに最近出演しているものの、とある楽器店で若い女性店員さんに『秦基博と同じ事務所の人』と言われ、まだまだまだまだ…と思ったというエピソードを披露すると会場は大きな笑いに包まれた。
しかし随所に「しっかり覚えてもらえるように」「今後もまた聞きたいと思ってもらえるように精進していきたい」など、不器用ながらも真っすぐな言葉を度々口にし、会場からはその度に温かい大きな拍手が起こっていた。
セットリスト
M1 オールドルーキー
M2 LINE IN 和歌山
M3 よー、そこの若いの
M4 みんな〜、やってるか!
M5 Forever Young
M6 Amazing grace
M7 STAY FREE!!
M8 隠岐手紙
M9 ドサ回り数え歌
M10 狼煙
「J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018 supported by antenna*」とは
神奈川・横浜アリーナにて7月14日〜16日の3日間開催。
音楽ステーション「J-WAVE」ならではの“音楽愛“にあふれたイベントとなっている。
まず各日ともシーンの最前線で活躍する豪華アーティスト達が出演しているが「目当てとする出演アーティスト以外の‟思わぬ魅力“に出会って欲しい」という事で敢えて事前にタイムテーブルは公表せず、オムニバス形式でライブを進行。
またそれぞれのライブ時間も1時間近く取られており、旬のアーティストたちの音楽をたっぷりと味わう事ができる贅沢な3日間となっている。
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